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ラディウス、RAF構造ドライバでパワフル&広い音場のハイレゾイヤフォン
2017年11月20日 12:48
ラディウスは、新開発ドライバユニットを搭載したMMCXリケーブル対応のハイレゾイヤフォン「HP-NX100」を11月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,980円前後。カラーはブラック(K)とレッド(R)の2色。
11mm径ダイナミック型ユニット内に背圧コントロールチャンバーを設けて気流をコントロールし、振動板を正確に動作するという空間設計の「RAF構造ドライバー」を搭載。不要振動を軽減して、従来のドライバと比べて音声信号に対するレスポンスの向上と優れたトランジェント(過渡)特性を追求。「パワフルかつ広い音場と高い空間表現力を実現する」という。再生周波数帯域は20Hz~40kHzで、ハイレゾ再生に対応する。
振動板にはPET材より高剛性で伝搬速度と内部損失のバランスが良いというPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)材を使い、アルミ線に銅コーティングを施したCCAWボイスコイルも採用。「高音域の優れた伸びと、歯切れのよい低音域再生が可能」とする。出力音圧レベルは103±3dB、インピーダンスは17Ω±15%、最大入力は10mW。
ケーブルはMMCX端子による着脱に対応する。Y型で長さは120cm。ナイロン編組皮膜を施して質感と強度を高めている。入力プラグは金メッキのステレオミニ。ケーブルを含む重量は約18g。
ハウジングは、ドライバユニットやMMCX端子などを装着感と音響設計上最適な位置に配置し、外形線を立体的かつ有機的に繋ぐ骨格による「ミニマルで独創的なデザイン」を採用した。耳への装着感を高めるディープマウントイヤーピース(XS/S/M/L)などが付属する。