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マランツの薄型AVアンプ「NR1608」がDTS Virtual:X対応

 ディーアンドエムホールディングスは、マランツブランドの薄型AVアンプ「NR1608」をDTS Virtual:X対応とするファームウェアアップデートを21日より提供開始した。同時に発表されたデノン「AVR-X2400H」「AVR-X1400H」とともに世界初のDTS Virtual:X対応AVアンプとなる。

NR1608

 DTS Virtual:X は、ハイトスピーカーやリアスピーカーを設置していないステレオや、5.1ch、7.1chなどの環境で、高さ方向も含むサウンドに包み込まれるイマーシブオーディオ体験を可能にするバーチャル3Dサラウンドテクノロジー。DTS:Xのような3Dサラウンドフォーマットだけでなく、ステレオや5.1ch信号に対しても適用できる。

 DTS Virtual:Xは、ハイト、天井、およびDolby Atmos Enabledスピーカーが使用されていない時に選択可能。また、入力信号がドルビーデジタル、ドルビーデジタルプラス、ドルビーTrueHD、Dolby Atmosのときは選択できない。

 NR1608は、出力100W(6Ω)の7chディスクリートパワーアンプを内蔵したAVアンプで、外形寸法440×376×105mm(幅×奥行き×高さ)の薄型デザインが特徴。旭化成エレクトロニクス製の32bit/8ch DAC「AK4458VN」を搭載する。価格は9万円。

 また、12月発売のAVアンプ「SR8012」も後日ファームウェアアップデートによりDTS Virtual:Xに対応予定。

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