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オリオン電機、高出力アンプで音にもこだわる液晶TV「SF」シリーズ24、32型

 オリオン電機は、音にもこだわった液晶テレビ「SF」シリーズの2機種を11月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、32型「RN-32SF10」が38,000円前後、24型の「RN-24SF10」が28,000円前後。メーカー保証は3年間。

32型「RN-32SF10」

 上位機「極音(きわね)」の音質設計ノウハウを活用しつつ、基本機能の拡充も図ったシリーズ。搭載パネルの解像度はどちらのモデルも1,366×768ドット。32型のみ、クラス最広域の色域約85%(NTSC比)を実現するという、自社開発のLEDバックライトモジュールを搭載。さらに、どちらのモデルもブルーライト軽減モードを搭載する。

24型の「RN-24SF10」

 地上/BS/110度CSデジタルチューナを各2基搭載。外付けHDDを接続する事で、番組を視聴しながら、裏番組の録画も可能。録画時には、CMやシーンの切り替わりなどで、自動的にチャプターマークを付与する「オートチャプター」も利用可能。録画番組再生時には、音声付き1.3倍速再生、10秒バック、30秒スキップ機能が活用できる。

 音質面では、電源回路・アース回路などを見直しした、高出力オーディオアンプ回路を搭載。「ニュース番組やドラマの台詞、音楽番組の楽器の音など 音質の向上を図った」という。スピーカーは、32型が4×12.2cm 6Ωのフルレンジ、24型が3×7cm 8Ωのフルレンジ。出力は32型が10W×2ch、24型が3W×2ch。

 4種類の音声モードも用意。オーディオエンジニアが視聴を重ねチューンアップしたという「おすすめ」モードは、全てのプログラムに対して推奨するモード。「ミュージック」は、音楽番組を臨場感豊かに再生、「はっきり音声」モードは、ニュース番組やドラマの台詞をより聴き取りやすくする。これらに加え、ユーザーが好みに合わせてイコライザを調整できる「お好み設定」モードを用意した。

 光デジタル音声出力端子も備えており、AVアンプやサウンドバーなどとも接続できる。

 キャビネットはピアノブラック仕上げ。ポリカーボネート入り肉厚ABS樹脂の複合素材を使う事で、筐体の高剛性化、質感の向上を実現したとする。

 消費電力と年間消費電力量は、32型が48Wで37kWh/年、24型が34Wで30kWh/年。スタンドを含めた外形寸法と重量は、32型が73.5×17×47.4cm(幅×奥行き×高さ)で、5.5kg。24型が55.2×13.7×36.2cm(同)で、3.4kg。

32型の側面
24型の側面