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800型で映像配信やゲームを楽しむ有機EL HMD「GOOVIS G2」。Android/HDMI搭載

 レッツ・コーポレーションは、米GOOVIS(グービス)製の2D/3D対応ヘッドマウントディスプレイ「GOOVIS G2」を12月22日に発売する。参考価格は118,000円。

GOOVIS G2

 800型の仮想画面サイズ(仮想視聴距離約20m)に対応するヘッドマウントディスプレイ(HMD)。0.71型/解像度1,920×1,080ドットのAMOLED(有機EL)を2つ備え、左右の眼にそれぞれ表示。コントローラ部にAndroid 4.4を搭載し、1080/60pの動画ファイル再生や、無線LAN(2.4GHz/5GHz)経由の映像配信サービス視聴が可能。HDMIやUSBを備え、Blu-rayレコーダやゲーム機、パソコンなどとも接続できる。サイドバイサイドの3Dに対応する。

コントローラ部にAndroidを搭載

 レンズ調整により、近視や遠視でもメガネ不要で装着可能。瞳孔間距離(眼幅)調整範囲は56~72mm、レンズ調整範囲は+3D遠視~-8D近視。

 目の周りに隙間が少なくフィットするという構造で、「真っ暗な映画館の大型スクリーンを一人で見ているような優越感と没入感を体感できる」としている。

 動画の再生対応ファイルはAVI、MPEG-4、WMV、MOV、H.265/HEVCなど。音声はMP3やDTSなど。静止画はJPEG、PNG、GIFなど。microSDカードスロットも備え、256GBまでのカードが利用できる。

 5,900mAhのバッテリを内蔵し、動作時間は約4.5時間、充電は約4時間。充電端子はmicroUSB。Bluetoothも搭載し、本体にイヤフォン出力を備える。重量は約280gで、ヘッドバンドを含めた場合は約350g。ケースも付属する。

 個人での利用のほか、介護や保育の現場を利用者目線でバーチャル体験したり、文化財、歴史、水族館や博物館などの公共施設などでの利用も想定しているという。

付属のケース