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FX-AUDIO-、初のアナログヘッドフォンアンプ。4,980円

 ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランド初のアナログヘッドフォンアンプ「PH-A1J」を23日に発売する。価格は4,980円(税込)。カラーはブラックとシルバー。ACアダプタは別売で、電圧DC12V/容量1A以上が推奨されている。

PH-A1J(シルバー)

 ディスクリート構成の増幅回路を備えたアナログヘッドフォンアンプで、最大出力1,200mW(@16Ω)というパワフルな駆動力を実現。ステレオミニとRCAのライン入力を各1系統、ステレオ標準のヘッドフォン出力を備える。対応ヘッドフォンインピーダンスは16Ω~600Ω。

PH-A1J(ブラック)

 メインの増幅回路にはNXPセミコンダクターズのパワートランジスタ「BD139」「BD140」を採用。ゲイン調整回路とバッファ回路にはTIのオペアンプ「NE5532P」を2基搭載し、左右チャンネル独立構成とした。

 電源は、XLSEMI製「XL6019」で大電流対応レギュレータによる安定化正負電源回路を構成。ドイツWIMA製のフィルムコンデンサや、ELNA製85℃品の電源デカップリングコンデンサを採用する。IC「C1237HA」とNEC製高音質リレーによる出力保護回路も搭載している。

PH-A1Jの回路構成

 前面にはボリュームダイヤルと、電源スイッチ、入力切替スイッチを搭載。周波数特性は10Hz~30kHz、全高調波歪率は0.0013%、SNは111.3dB。外形寸法は75×127×30mm(幅×奥行き×高さ)、重量は245g。

前面(上)と背面(下)