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パイオニア、80周年記念のハイエンドカーオーディオ。海外向けで約6,000ドル
2018年1月9日 14:35
今年1月1日に創業80周年を迎えたパイオニアは、その記念製品として、ハイエンドカーオーディオパッケージ「DXT-P99RS-80」を海外市場向けに期間限定で発売する。北米での参考価格はセットで約6,000ドル。国やオーダー時期によって提供スケジュールは異なるが、今年の1月~3月にオーダーを受付、7月頃に提供する予定だという。なお、日本での展開は予定されていない。1月9日に、米ラスベガス市で開幕する「CES 2018」に出品する。
CD/USB/チューナー搭載メインユニット「DEX-P99RS」と、出力250W×2のブリッジャブルパワーアンプ「PRS-D800」×3台、16.5cm径のセパレート型2ウェイスピーカー「TS-Z65CH」×1組、25cm径サブウーファ「TS-Z10LS4」×1台をセットにしたもの。
メインユニット「DEX-P99RS」には、“80th Anniversary Model”と記した、記念モデルのイメージカラー「ROSE GOLD」のアルミプレートを配置。このROSE GOLDは、“精緻さと知性を兼ね備え、これまでの歴史とこれから先を照らす輝き”を表現しているという。
ハイエンドオーディオ「カロッツェリアχ」で培ったノウハウを活かし、浮動小数点32bit高精度演算処理DSPなどの高音質パーツを投入。オートタイムアライメント&オートイコライザー(2ch)などの調整機能も搭載し、最適な音響空間を再現。原音に忠実な高音質再生ができるという。
パワーアンプ「PRS-D800」は、ヘアライン仕上げの天面アルミプレートにスリットラインを施した。天面にはROSE GOLDで“80th Anniversary Model”とシルク印刷している。
左右のスピーカーをステレオアンプで鳴らすシステムや、モノラルアンプで高域・中域・低域用の左右の各スピーカーユニットを鳴らす、L/R完全独立マルチアンプ・マルチスピーカーシステムなど、幅広い再生システムに対応できる。
セパレートスピーカー「TS-Z65CH」は、縁にゴールドをあしらったパイオニアのロゴを前面に配置。端子部を金メッキ処理しているほか、上位機種で培った“Open & Smooth コンセプト”を踏襲し、可聴帯域を超える高帯域再生とダイナミックレンジの拡大、低歪化により躍動感のある高音質再生を実現したという。
サブウーファの「TS-Z10LS4」にも、80周年を記念して金メッキを端子を採用。大型磁気回路を採用することで、高いレスポンスとリニアな重低音再生を実現。振動板にアラミドファイバーを使う事で、正確で繋がりの良い低音再生が可能という。