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シャープが再びCESに。8Kモニターやカムコーダなどを世界へ発信

 シャープは、米国ラスベガスで開催中の「CES 2018」に出展。8Kディスプレイやカムコーダなどを展示している。

70型の8Kモニター

 かつてはソニーやSamsungなどと同様にラスベガスコンベンションセンターのセンターホールに大型ブースを構えていたシャープだが、2015年を最後に出展していなかった。

 その後、'17年9月にドイツで行なわれた「IFA 2017」では、撤退していた欧州テレビビジネスへの再参入を発表。そこでも強力に推進していた8K製品を武器に、今回のCESに再び出展。海外メディアなどに対して同社の技術を紹介しながら、8Kの新たな活用提案などを行なっている。

8K/4Kモニタでマルチ画面。27型モニターのモジュール薄型化も

 ブースに出展された8Kの70型モニターや、4Kの70型/120型モニターは、既に日本などでも展示しているものだが、1画面で高精細な映像を楽しむだけでなく、4K映像×4分割画面や、4K映像×5面マルチなどを活用して新たな使い方を提案。複数ある映像を子画面で一覧表示して、その中から観たいものを選ぶといった利用方法も紹介している。

120型と70型の4Kモニターを組み合わせて様々なマルチ画面表示
手元で切り替えて好きな映像を楽しむ

 プロトタイプとして、27型の8K IGZOモニターも出展。画素密度326ppiで、近づいても画素が見えないほど微細な映像により、コンテンツに没入できるなど新たな体験ができる。パネルの主な仕様はこれまで展示していたものと同等だが、モジュールを薄型化しており、今回の試作機の薄さは20~43mm(最薄~最厚部)。ベゼル幅は11mm。

27型の8K IGZOモニター
最薄部は20mm

8Kカムコーダ撮影で、アーティストの技を間近で体験

 アストロデザインと共同開発している8Kカムコーダは、1台で8K/60p映像の「撮影」、「収録」、「再生」、「ライン出力」を実現するもの。'17年11月に行なわれたInter BEE 2017に出展し、その時点ではまだ記録再生はできなかったが、今回は前日に撮影した映像を再生するデモも見ることができた。画質も最終版に進化したという。

 今回のデモでは、ボディペインティングをしているアーティストを撮影し、その映像を隣の70型8Kモニターにライブ出力。描かれている人の肌の細かな凹凸や、筆先の細かな動きなど、まるで間近で見ているように、8Kだとくっきり見える。普段はあまり近づけないところを見せてくれるという、8K映像の一つの可能性を体験できた。

ボディペインティングのライブ撮影
カメラに装着したSSDパックに記録
以前撮影した8K映像を同じモニターで再生