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ソニー、クレードルスピーカー付きでラジオ録音可能なポータブルレコーダ
2018年1月16日 13:10
ソニーは、クレードルスピーカーをセットにした、ポータブルラジオレコーダ「ICZ-R110」を1月27日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は21,000円前後。カラーはホワイト。
AM/FM放送の予約録音機能も備えた、ポータブルラジオ。クレードルスピーカーがセットになっており、外出時は小型の本体のみを携帯、自宅ではクレードルにセットして使用できる。
従来モデル「ICZ-R100」からの進化点として、新たにワイドFMに対応。さらに、内蔵ストレージメモリがICZ-R100は8GBだったが、ICZ-R110では16GBに増加。MP3モノラル/48kbpsで、最大715時間の録音ができる。
本体だけでラジオ録音も可能だが、クレードル接続時は、付属のループアンテナ(AM)とアンテナケーブル(FM)を使用して、より安定したラジオ受信が可能。
内蔵マイク利用時の録音フォーマットはリニアPCM(16bit/44.1kHz)とMP3(ステレオ192kbps/128kbps、モノラル48kbps)。ラジオ録音はMP3のみとなる。
好きなラジオ局をAM/FM合わせて3件まで登録できる「お気に入りラジオ局ボタン」や、設定操作用の「ホーム」、「オプション」ボタンも搭載する。1日3回、時報に合わせて設定時刻を修正する「自動時刻補正機能」も搭載。ラジオ受信時のノイズを抑えて再生する「ラジオノイズカット」機能も用意する。
さらに、再生速度を0.5倍速から2倍速の間で調整する「デジタルピッチコントロール(DPC)」機能も用意。語学学習などで活用できる。A-Bリピート再生や、再生時に一定秒数の早送りを設定できる「イージーサーチ」も利用可能。
リチウム充電池を内蔵。マイク録音時の電池持続時間は約16時間(リニアPCM)/19時間(MP3)。連続再生時間は、ファイル再生で約6時間/約19~22時間(本体スピーカー/ヘッドフォン)、ラジオ受信で約4~5時間/約11時間(同)。充電時間は約2時間30分。外形寸法は112.6×47×13.7mm(縦×横×厚さ)、重量は約84g。
付属するクレードルは、バスレフ型で40mm径のモノラルスピーカーを搭載。最大出力は500mW。本体をセットして、クレードルのスピーカーで再生しながら本体の充電ができる。電源は付属のACアダプタを使用する。外形寸法は67.5×134×74mm(高さ×幅×奥行き)、重量は約262g。