ニュース

ソニー、ワンセグ音声も受信できるポケットラジオ。スピーカーとして使えるモデルも

 ソニーは、ポータブルラジオの新製品を3機種、2月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はワンセグ音声も受信できるポケットラジオ「XDR-64TV」が17,000円前後、横長の「XDR-56TV」が16,000円前後、ステレオスピーカー内蔵の「SRF-19」が5,000円前後。

ワンセグ音声も受信できるポケットラジオ「XDR-64TV」

 カラーは、「XDR-64TV」はブラックのみ。「XDR-56TV」はブラックとホワイトを用意。「SRF-19」はブラック、ホワイト、ピンクの3色。

XDR-64TV

 縦長のポータブルラジオ。AM/FM受信に対応し、ワイドFMもサポート。FMはステレオ受信に対応。さらに、ワンセグ放送の音声も受信できる。天面には放送局のプリセットボタンも備えている。

天面には放送局のプリセットボタン

 従来モデル「XDR-63TV」は、ワンセグ受信時に外付けのアンテナケーブルを利用する必要があったが、新モデルではこれを本体に内蔵した。なお、電波の弱い地域向けに、従来の外付けアンテナケーブルも同梱する。

 ディスプレイが大きくなり、受信している放送局の名前などを大きな表示で確認できる。

 時計表示や目覚ましタイマー機能も用意。ストラップホールも備えている。

 ヘッドフォン出力に加え、2.8cmのスピーカーも搭載。出力は80mW。電源は単4電池2本を使用。別売の充電キットにも対応できる。

 外形寸法は、106.8×55.6×16.9mm(縦×横×厚さ)で、電池を含めた重量は約94g。

側面

XDR-56TV

 横長のポータブルラジオ。AM/FMステレオの受信が可能で、ワイドFMに対応。ワンセグの音声受信にも対応する。

横長のポータブルラジオ「XDR-56TV」

 従来モデル「XDR-55TV」からの進化点として、搭載しているスピーカーユニットが66mm径から80mm径に大型化。音質がアップしたという。なお、搭載スピーカーはモノラルで、FMステレオがステレオで楽しめるのはイヤフォンを接続した時のみとなる。スピーカーの出力は約0.3W(ACアダプタ使用時)。

 さらにディスプレイも大きくなり、視認性を高めている。天面に備えたお気に入りボタンに、よく聞くラジオ局を5局まで登録可能。ワイドFMでは、エリアコールにFM補完局も登録して出荷されるため、選局が簡単にできるという。

 時計表示やめざましタイマーも利用可能。バッテリを搭載し、AMでヘッドフォン使用時の再生時間は最大80時間。ACアダプタ、アンテナアダプタを同梱。持ち運び用にハンドルも備えている。

 外形寸法は、180×49×95mm(幅×奥行き×高さ)で、電池を含めた重量は約460g。

天面に放送局のプリセットボタン
持ち運び用のハンドルも備えている

SRF-19

 FMステレオ/AMモノラルの受信が可能なラジオ。チューニングはアナログ方式。単3電池2本での動作が可能なほか、別売のACアダプタを使用する事も可能。

SRF-19

 新モデルは、ワイドFMに対応したのが特徴。さらに、カラーバリエーションのピンクモデルの色味を、ビビットなものから、やや薄めのピンクに変更している。

ピンクモデルの色味が、ビビットなものから、やや薄めのピンクに

 アナログのステレオミニ入出力を装備しているのも特徴。SRF-19をアクティブスピーカーとして使用するためのもので、ポータブルプレーヤーと接続して、再生できる。

アナログのステレオミニ入出力を装備している

 出力はラインアウトで、外部入力からの録音に対応した機器と接続し、ラジオ番組を録音する事も可能。

 内蔵のステレオスピーカーは36mm径。出力は80mW×2chとなる。ライン出力とは別に、イヤフォン出力も装備。外形寸法は155.4×34.2×80.3mm(幅×奥行き×高さ)で、電池を含めた重量は198g。ステレオミニケーブルが付属する