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FiiOハイレゾプレーヤー「X7 II」と「X3 III」は2月中旬発売。X3 IIIは約2.6万円

 エミライは、FiiOのハイレゾポータブルオーディオプレーヤー「X7 Mark II」と「X3 Mark III」、USB DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ「Q1 Mark II」の発売時期を2月中旬に決定した。価格はオープンプライスで、e☆イヤホンやフジヤエービックではX7 Mark IIを89,640円(税込)、X3 Mark IIIを25,920円(税込)で予約を受け付けている。Q1 MarkIIは、eイヤホンが14,250円(税込)、フジヤエービックが14,256円(税込)。

左が「X7 Mark II」、右が「X3 Mark III」

ポータブルプレーヤー「X7 Mark II」、「X3 Mark III」

 X7 Mark II(FIO-X7MK2)は、Fiioのフラッグシッププレーヤー。64GBのストレージを内蔵し、256GBまでのカードが利用できるmicroSDカードを2基備える。

X7 Mark II

 DACはESSの「ES9028 PRO」を採用。PCMが384kHz/32bitまで、DSDは5.6MHzまでサポートする。3基の異なるDA変換用水晶発振器を搭載する。Android 5.1ベースのOSを採用し、様々なアプリを高音質で利用可能としている。PCと接続してUSB DACとしても利用できる。Bluetooth 4.2に対応し、aptXコーデックをサポート。無線LANも備える。バッテリは3,800mAh。

 本体下部のアンプ部分が取り外しでき、別売のアンプモジュールに交換してカスタマイズが可能なのも特徴。標準で装着しているモジュール「AM3A」は、3.5mmのヘッドフォン出力(同軸/光デジタル、ライン出力兼用)と、2.5mmのバランス出力を搭載する。

 X3 Mark III(FIO-X3MK3)は、エントリーモデルながらDACにTI「PCM5242」を左右それぞれ独立で計2基搭載。256GBまでのmicroSDカードに収めた192kHz/32bitまでのPCMや2.8MHzまでのDSDを再生可能。カラーはBlack(B)とRed(R)の2色を用意する。

X3 Mark III(Black)

 3.5mmのヘッドフォン出力(ライン/同軸デジタル出力兼用)と、2.5mmバランス出力を装備。USB DACとしても利用可能。Bluetooth搭載で、通信中でも他のBluetooth信号を受信できるデュアルモードに対応する。5ボタンとスクロールホイールで操作できる。

X3 Mark III(Red)

USB DAC/ヘッドフォンアンプ「Q1 Mark II」

 Q1 Mark II(FIO-Q1MK2)は、DACチップに旭化成エレクトロニクスの「AK4452」を搭載し、DSDは11.2MHz、PCMは384kHz/32bitまで対応。micro BのUSB入力を備え、Android端末やPC、iOS機器とのデジタル接続可能。付属のLightning-micro BケーブルでiPhoneなどと直結できる。

 2.5mm 4極バランス端子とステレオミニを各1系統装備。アンプ部は左右独立構成のローパスフィルタ、ボリューム、バッファ段によるオーディオ回路を採用して高音質化。出力は200mW(BAL/32Ω)、75mW(PO/32Ω)。推奨ヘッドフォンインピーダンスは16Ω~150Ω。

Q1 Mark II