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CPU搭載アクティブアース「TELOS GNR Mini 3.1」

 トップウイングは、オーディオアクセサリブランド「TELOS」の新製品として、基準電圧をCPU演算で生成するアクティブタイプのアース「Grounding Noise Reducer Mini 3.1」(GNR Mini 3.1)を20日より発売する。価格は255,000円。

GNR Mini 3.1

 CPUの演算処理で、アースの基準値となる高精度な電圧を生成するアクティブアース。接続したオーディオ機器の電圧変動に素早く対応して一貫した基準電圧を与える。既発売の「GNR」の仕組みを踏襲しながら、アースターミナルを2個に減らし(GNRは6個)、価格を抑えた。

 背面に2つのアース接続端子を備え、付属のYラグケーブルでオーディオ機器のアース端子や、電源タップのアース端子と接続する。iFi audioの電源アクセサリ「iPurifier」との組み合わせも可能としている。外形寸法は180×135×40mm、重量は1.3kg。アース接続用に、RCAやXLR、BNC、USBなど各種プラグに対応するオプションケーブルを用意。ケーブルの長さは1.5/2/2.5/3mの4種類から選べる。

GNR Mini 3.1の背面

電源ノイズ低減機「QNR 3.1」

 電源ノイズを光エネルギーに変換して低減するという「Quantum Noise Resonator 3.1」(QNR 3.1)も20日に発売する。価格は215,000円。8つの同調回路とCPUで構成されたモジュールで電源ノイズとサージを検出し、エネルギー変換回路を用いて1kHz以上のノイズを光エネルギーに変換するという。

QNR 3.1

 並列回路設計を使用しており、供給電力の制限がなく高電力を供給できるとする。オーディオ機器に繋がっている電源タップにQNRの電源ケーブルを接続して使う。「音の明瞭度が増し、背後の音が無になり、音楽がいっそう魅力的でなめらかに聞こえる」とする。入力電圧は100〜240V。外形寸法は180×135×40mm、重量は1.75kg。

QNR 3.1の回路