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ロボホンに月々支払不要な開発者モデル。モーターの可動値を設定して動き作成
2018年2月19日 11:50
シャープは、モバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」の開発者向けモデル「SR-X002」を3月2日より発売する。価格は238,000円。
付属のパソコン用アプリケーションを使い、ロボホンの「モーション(動き)」を自由にプログラムできるキットで、オリジナルのダンスやアプリケーションなどを作成可能。通常のロボホンで必須となる、クラウドサービス「ココロプラン」への加入が不要で、月々の支払いの必要がなく、音声認識機能などを利用して開発が行なえる。
付属のWindows用ソフトウェア「Motion Works for ロボホン」により、ロボホン搭載の各モーターの可動値や動作条件などを設定し、ロボホンのモーションを自由にプログラム。パソコンとロボホンをつなぎ、作成したモーションを実際に確認しながら、作業を進められる。専用のスマートフォンアプリからの実行も可能。
子供向けのビジュアルプログラミング言語「Scratch」でロボホン用のアプリケーションの開発ができる「スクラッチパック」も付属。ロボホンの対話シナリオの作成や、「Motion Works for ロボホン」で作成したモーションを生かしたアプリケーションの開発が可能。「プログラミング教育に注力している学校や家庭などでも活用できる」としている。
なお、開発者向けモデルのため「ココロプラン」や「ビジネス利用プラン」などのクラウドサービス、および「ケアプラン」(保守サービス)には加入できない。
また、一般向けモデルと比較して、主に以下の利用制限がある
- アプリケーションのダウンロードや更新ができない(購入時にプリインストールされているもののみ使用可能)
- 電話機能(通話)は使用不可
- メール(メッセージ)機能は使用不可
- 電話帳、顔認識データ、ネットワーク接続情報などのバックアップ不可