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ピクセラブランドの24型TV登場、フルHDで2.7万円。スマートホームハブ向け新展開

 ピクセラは、スマートホームハブ向け新ブランド「PIXELA」をスタート。従来のデジタル家電の「PRODIA」ではなく、“PIXELA”ブランドでテレビを発売する。第1弾モデルは24型フルHDで、3波チューナを2基搭載した「PIX-24VL100」。USB HDDの追加で録画にも対応する。発売日は3月16日、価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,580円前後。ピクセラ オンライン ショップを初め、通販サイトや全国の家電量販店で販売する。

3波チューナを2基搭載した「PIX-24VL100」

 ピクセラが推進するスマートホームハブ事業戦略では、4K放送受信やIoT機能、AR/VR、AI/ビッグデータ機能など、同社の技術をテレビ/モニター/STBなどのプロダクトを通して提供することを目指しており、技術を集約して開発。成長戦略を推進していく上で中心的な役割を果たすという。「その事業戦略上の重要性と、当社がそのプロダクトの提供を行なっていることを明示するため、今後、液晶テレビを含むスマートホームハブを提供していくためのプロダクトは、社名の“PIXELA”を冠して展開する」という。

ブランドロゴ

 テレビの解像度は1,920×1,080ドット。VAパネルを採用している。コントラスト比は3,000:1。視野角は上下左右178度。チューナは地上/BS/CS 110度のダブルチューナで、別途USB HDDを接続する事で、番組録画も可能。視聴しながら、他の番組を、裏番組録画する事もできる。

 一人暮らしに適したサイズで展開。狭枠やボトムスピーカーを採用するなど、シンプルなデザインも特徴。大きなボタンのリモコンを採用し、高齢者にも使いやすいという。

 スピーカーの最大出力は5W×2ch。入出力端子は、HDMI入力×3、コンポジット入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドフォン出力×1、USB×1、LAN端子×1を装備する。BCASカードはminiBCASを採用する。

 電源はACアダプタ。消費電力は75W、年間消費電力量は74khW/年。スタンドを含めた外形寸法と重量は、552×150×370mm(幅×奥行き×高さ)で2.5kg。

付属のリモコン