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THETA Vの動画/静止画がUSBメモリへ移動可能に。iPhone音量ボタンで撮影も
2018年3月2日 20:54
リコーは1日、360度全天球4Kカメラ「THETA V」の本体ファームウェアをアップデート。新たに、撮影した動画や静止画をUSBメモリに移動させることが可能になった。また、スマホアプリ「THETA S」もアップデートされ、iOS 11端末の音量ボタンでリモート撮影可能になった。
「THETA V」ファームウェアアップデート
最新ファームウェアのVer.2.10.1では、撮影した動画/静止画ファイルをUSBメモリに移動させることが可能になり、手軽にカメラ内メモリの空き容量を確保できる。USBメモリと接続するOTGケーブルが必要で、4GB未満のファイルが対象。
ファイルはコピーではなく移動され、カメラにもどすことはできない。コピーは今後のバージョンアップで対応予定としている。
そのほか、ライブビューの画質も改善された。
iOS/Androidアプリ「THETA S」も更新
iOSアプリは、iOS 11端末において音量ボタンを押下することでリモート撮影ができるようになった。ただし、消音もしくは最大になっていると撮影できない場合がある。
また、THETA V本体ファームウェアのバージョンアップが、iOSアプリからもできるようになる。なお、ファームウェアのファイルは約700MBになる場合もあるため、通信量が多くなり、時間もかかるという。
そのほか、iOS/Android版ともに、基本アプリの設定画面で起動するプラグインを選択できるようになる。なお、この機能を利用するにはカメラのファームウェアを最新の2.10.1以上にする必要がある。