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THETA V、Wi-Fiルータ経由のリモート撮影対応。スマホ接続したまま投稿も

 リコーは1日、360度全天球カメラ用のiOS/Androidアプリ「RICOH THETA S」をアップデート。新たに、4K対応モデル「THETA V」が無線LANクライアントモードに対応した。

RICOH THETA V

 アプリ「RICOH THETA S」は、THETA V/S/SCと連携できるスマホ用アプリで、リモート撮影やカメラ内の撮影データ確認などが行なえる。

 アップデートでTHETA Vが「無線LANクライアントモード」に対応し、スマホから無線LANアクセスポイントを経由してTHETA Vを操作可能になる。無線の接続先を切り替えずにネットを見ながら操作したり、SNSなどへの撮影画像のアップロードも可能。

 アプリで一度、THETA Vと連携してクライアントモードを設定しておくと、次回からアプリ画面の「撮影」または「カメラ内画像」のタブを選ぶことで、ネットワーク内のTHETA Vを自動で探して接続し、リモート撮影や画像閲覧が可能になる。

 また、Android版にはスマホの音量ボタンを押してリモート撮影できる機能も追加される。

THETA V 無線LANクライアントモードの使い方

 このほか、パソコン用アプリもアップデートし、THETA V(ファームウェア Ver.1.20以降)で撮影した動画の回転ブレを補正できるようになった。

 THETA V(直販52,500円)は、4K解像度(3,840×1,920ドット/30fps)の動画撮影と4Kライブストリーミング出力に対応する360度カメラ。本体内蔵の4chマイクによる「360度空間音声記録」に対応し、映像と音声がリンクした360度撮影が行なえる。