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ウィーン・フィル175周年、楽器を模したPro-Ject Audioレコードプレーヤー

 ディーアンドエムホールディングスは、オーストリア Pro-Ject Audioの新製品として、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の創立175周年記念モデル「175 Vienna Philhamonic Recordplayer」を3月に受注生産で発売する。価格は100万円。

175 Vienna Philhamonic Recordplayer(Dark Cello)

 オーケストラの楽器をイメージしたデザインを採用。木製シャーシの塗装は、Dark Cello(ダーク・チェロ)とBright Violine(ブライト・バイオリン)の2色で、各色175台限定。

 金色のメタルシャーシは金管楽器、フィンガーリフトはクラリネットのキー、電源や回転速度を変更するノブはフルートのキーを模している。2カ月余りかけて1台1台手作りし、高級木箱に収めて出荷。付属品も専用の木製キャスケットに収める。

175 Vienna Philhamonic Recordplayer(Bright Violine)

 Pro-Ject Audioのレコードプレーヤー「The Classic」(’17年発売)に基づいた最新設計を採用。ベルトドライブ方式で、回転数は33/45回転、ベルトの掛け替えで78回転にも対応する。高品質ステンレススチールのメインベアリングや、アルミ製の300mm径プラッタを備える。

 トーンアームはS字型アルミ製で、寸法は230mm、オーバーハングは18mm。カートリッジはOrtofonの最上位シリーズ「Cadenza」をベースに厳選したモデルを備え、「ウィーン・フィルが生み出すサウンドに限りなく近い甘美な響き」を特徴としている。

 同梱の電源アダプタで動作する。外形寸法は462×351×131mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13kg。ダストカバーやフォノケーブルなども付属する。