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解像度が78%アップしたVR HMD「VIVE Pro」4月発売。94,000円

 HTCのVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)「VIVE Pro」が4月6日に発売される。アスクとアユートが取り扱い、価格は94,000円。6月3日までの購入者は、400以上のコンテンツから毎月5つのタイトルを選べる「Viveportサブスクリプション」が6カ月間無料で提供される。

VIVE Pro

 発売中のPC用HMD「HTC VIVE」の上位モデルで、両眼で2,880×1,600ドット(615ppi)、90Hz駆動の有機EL(AMOLED)を備え、解像度をVIVEより78%向上させた(VIVEは両眼2,160×1,200ドット)。視野角は110度。リフレッシュレートは90Hz。

 ヘッドフォンアンプを強化し、着脱可能なハイレゾ対応ヘッドフォンを備えるほか、アクティブノイズキャンセルに対応したデュアルマイク、装着感の向上が図られた。接続は、USB-C 3.0とDP 1.2、Bluetooth。センサーは、SteamVRトラッキング、Gセンサー、ジャイロスコープ、近接センサー、IPDセンサー。

 VIVE ProはSteamVR Tracking1.0と2.0の両方で動作。そのため、現行のVIVEユーザーは、ヘッドセット部分をアップグレードするだけで、手持ちのコントローラーとベースステーションを継続利用できる。

 VIVE Proの発売に伴い、VIVEの価格は77,880円から64,250円に値下げ。また、欠品が続いていた「VIVE トラッカー」の後継モデル「VIVE トラッカー (2018)」を3月23日より発売。価格は11,574円。