ニュース

有楽町で星空/8K/VR。日本初ツインドームの「プラネタリア TOKYO」今冬オープン

 コニカミノルタプラネタリウムは22日、東京・有楽町の「有楽町マリオン」に’18年度冬オープン予定の施設名を「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」に決定した。プラネタリウムドームや最大8Kの映像作品が楽しめる多目的ドームシアターなどで構成した、複合ドーム施設となる。

コニカミノルタプラネタリア TOKYO。多目的ドームシアターのイメージ

 プラネタリア TOKYOは、2月に閉館した「TOHOシネマズ 日劇」跡の、有楽町マリオン9~10階に開設予定。プラネタリウムと多目的ドームシアターを常設し、異なるコンテンツを常時上映する「日本初のツインドーム」を備え、さらに体験型VRアトラクションも用意する。

 プラネタリウムでは、臨場感や没入感が高いドーム映像や、東京スカイツリーの「プラネタリウム“天空”」で導入している立体音響システム「SOUND DOME」を活用した、星空を中心とした様々な作品を上映。

プラネタリア TOKYOのプラネタリウムのイメージ

 多目的ドームシアターでは、最大8Kの高解像度ドーム映像を上映。床からドーム天頂にかけて空間全体を包み込むように投映できるという。座席配置を変えて、音楽ライブなどのパフォーマンスや、映像とコラボしたインタラクティブコンテンツやイベントなどの実施も予定する。

 体験型VRアトラクションでは、宇宙空間などのバーチャル映像を複数人で楽しむ形式で、参加者の動きにあわせて映像が変化し、ストーリーが展開するなど、インタラクティブな仕掛けも採り入れる。

 東京初のプラネタリウムは、1938年に有楽町にオープンした「東⽇天⽂館(とうにちてんもんかん)」だが、その後の東京⼤空襲で焼失した。80年の時を経て、生まれ変わった「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」が有楽町に登場することになる。

有楽町マリオンの外観