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4K/HDRで約15万円のBenQプロジェクタ。芝生の色も忠実なフットボールモード搭載

 ベンキュージャパン4K/HDR対応で「フットボールモード」や「スポーツモード」を備えたDLPプロジェクタ「TK800」を4月27日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後。

TK800

 0.47型4K(3,840×2,160ドット)対応のDMDを搭載し、HDR10をサポートするDLPプロジェクタ。明るさは3,000ルーメンで、スポーツ観戦に最適という「フットボールモード」や「スポーツモード」を搭載。「鮮明な画質とダイナミックなサウンドを、明るいリビングルームでも身近に楽しめる」という。本体カラーはピアノホワイト。前面部分にはスポーツの青空などをイメージした鮮やかなカラーを採用し、アクティブ感を演出した。

前面

 観戦スタジアムにいるかのようなリアル感を演出するという「フットボールモード」と「スポーツモード」を独自開発し、TK800で初めて搭載。「フットボールモード」はスピード感のある動きや選手のプレイ映像を、大規模な大画面投影で、生き生きした肌の色調と青緑色の芝生の色を忠実に再現。「フットボールサウンドモード」では、野外スタジアムで応援している観衆の音と同時にアナウンサーの解説も明確に聞こえるという。

 「スポーツモード」は、木目の色調と鮮やかな赤を強調しながら、アナウンサーの明確な声を再現する音質と、屋内スポーツならではの、床に擦れるシューズの音、レフリーホイッスル、スケート下の氷削りなどの迫力の音を体感できるという。出力5Wのスピーカーを内蔵。「BenQ CinemaMaster Audio+ 2オーディオエンハンスメントテクノロジー」では独自のEQアルゴリズムを採用し、音質も強化している。

 1.2倍ズームを搭載。画面サイズは60~300型で、投写距離は60型が約1.95~2.34m、120型が約3.90~4.68m。縦自動台形補正に対応。

 新しい4Kカラーホイールを搭載。Rec.709の92%をカバーする。リフレッシュレートは120Hz。「画像のぼやけをなくし、眼精疲労のリスクを低減でき、長時間のスポーツの試合を最後まで心地よく観戦できる」としている。

 HDMI入力は2系統で、1系統はHDMI 2.0/HDCP 2.2対応、もう1系統はHDMI 1.4a/HDCP 1.4。アナログRGB(D-Sub 15ピン)やアナログ音声入力、アナログ音声出力も備える。HDMIドングルなどへの給電用USB端子や、RS-232C端子、12Vトリガーも備える。

 消費電力は最大385W(待機時0.5W)。外形寸法は353×272×135mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.2kg。電源ケーブルやリモコンが付属。別売で3Dメガネ(DGD5)、天吊り金具キット(CMP-80)、交換用ランプ(LHT-2550)を用意する。

天面
背面