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JVC、4K/HDRで約29万円の小型シアタープロジェクタ。同社初の家庭用DLP

 JVCケンウッドは、JVCブランドの4K/HDR対応DLPホームシアタープロジェクタ「LX-UH1」を5月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は29万円前後。

LX-UH1

 同社は反射型液晶のD-ILAを搭載した4K/HDRプロジェクタを展開しているが、新モデルは同社ホームシアター製品では初のDLPを採用。外形寸法333×331.5×135mm(幅×奥行き×高さ)、重量4.8kgのコンパクトで低価格ながら4K/HDRに対応した、ホームシアター入門者向けとなっている。カラーはリビングにもマッチするというホワイト。リビングなどでの天吊りや棚置きに対応する。

 0.47型で1,920×1,080ドットのDMDを搭載し、画素ずらしにより4K/3,840×2,160ドット表示に対応。HDR映像は、HDR10に加え、HLG(ハイブリッドログガンマ)もサポートする。RGB6セグメントのカラーホイールを搭載し、色域はRec.709を100%カバーする。光源は240WのNSH(超高圧水銀ランプ)で、明るさは2,000ルーメン、ダイナミックコントラストは10万:1。

 投写サイズは60~200型。上下±60%、左右±23%のレンズシフトに対応するほか、100型で3~4.8mの投写距離が可能な1.6倍ズームを搭載。画質を低下させずに、様々な設置環境に対応するという。

 HDMIは2系統備え、4K/60p 4:4:4や、4K/60p 4:2:2/36bit、4K/24p 4:4:4/36bitなど、18Gbpsの伝送帯域に対応。HDMI1端子はHDCP 2.2もサポートし、HDMI2はHDCP 1.4。

 そのほかの端子は、アナログRGB(D-Sub 15ピン)、電源供給用のUSB、トリガー出力、制御端子のRS-232C、USB(サービス用)。消費電力は370W(待機時0.5W)、ファンノイズは29dB/33dB(エコ/標準)。