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ソニー、Spotify/Chromecast対応「h.ear go 2」。スマートスピーカーから声で操作も
2018年4月24日 10:03
ソニーは、無線LANやBlutoothを搭載したポータブルスピーカー「h.ear go 2 SRS-HG10」を5月12日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後。カラーは、グレイッシュブラック、ホライズングリーン、トワイライトレッド、ムーンリットブルー、ペールゴールドの5色。
小型のハイレゾ対応ワイヤレススピーカーに、無線LANやBluetoothを搭載。Chromecast built-in対応でGoogle Play MusicやAWA、tuneInなどの音楽配信/ネットラジオに対応するほか、Spotify Connectもサポートし、Spotifyの音楽を直接Wi-Fi受信して再生できる。さらに、Googleアシスタント対応のスマートスピーカーとの連携で声による操作にも対応した。'16年に発売したh.ear go(SRS-HG1)の後継機で、前述のネットワーク機能の強化に加え、新ユニットの搭載や回路/筐体の改良などで音質も向上した。
Googleアシスタント対応により、スマートスピーカーを声で操作し、配信サービスの音楽をSRS-HG10から再生可能。また、Chromecast built-in対応スピーカーをグループ化して、同時に鳴らす操作も声で行なえる。
スピーカーユニットは新設計した35mmフルレンジ2基。センターキャップをダイレクトにボイスコイルボビンと装着。また、ボイスコイルの直径を拡大。これらの変更により、音の量感や厚みを向上。中高域もクリアになったという。パッシブラジエータも2基備え、低域を強化している。
電気回路のコンデンサーは、ウォークマンのNW-ZX2などの高級モデルと同等のものを新たに使用。よりクリアで広がりのある音とした。底面の樹脂板は内部の金属シャーシとビスでダイレクトに結合。さらにビスの中心をゴム足の中心とずらすことで不要な共鳴を防ぎ、音がクリアになったという。
ハイレゾ対応のフルデジタルアンプのS-Master HXを搭載。MP3など圧縮音源もハイレゾ相当に高音質化するDSEE HXや、ソニー独自のデジタル信号処理技術を組み合わせてソニーの推奨する音を簡単に楽しめるClearAudio+も搭載。そのほか、複数の帯域の低音を強化するExtra Bassボタンを備え、小型筐体ながら重低音を楽しめるという。
Bluetooth再生のコーデックはSBCのほかAACとLDACにも対応。スマートフォンやウォークマンなどとNFCでペアリングできる。
USBからのデジタル音声入力も可能で、PCMは192kHz/24bitまで再生可能。DSDファイルは最大5.6MHzで、192kHz/24bitのPCMに変換して再生する。MP3/WMA/AAC/FLAC/Apple Lossless(ALAC)/AIFFにも対応。ステレオミニのアナログ音声入力も備える。
内蔵バッテリでの連続再生は約12時間。充電時間は約5時間。
重量は約700g。microUSBケーブルや、USB-ACアダプタなどが付属する。
Deezer HiFi/うたパス3カ月無料キャンペーンも
ソニー製スピーカー購入者に、音楽配信サービスの「Deezer HiFi」やau「うたパス」がもれなく3カ月無料になるキャンペーン(通常は1カ月)も実施。期間は5月10日10時～7月31日23時59分。購入した機種によって無料期間は異なり、新モデルのSRS-HG10も対象となる。Deezer HiFi/うたパス両方に応募可能で、応募方法などの詳細はキャンペーンページで案内している。
対象機種の型番は、スマートスピーカーのLF-S50G、ワイヤレススピーカーのSRS-X99、SRS-ZR7、SRS-XB60、SRS-HG10、SRS-XB41、SRS-XB31、SRS-XB21、サウンドバーのHT-ST5000、HT-CT380、HT-MT500、HT-MT300、HT-S200F、HT-S100F、ホームシアタースピーカーのHT-XT2、HT-RT5、HT-ZR5P。