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日本市場初「DisplayHDR 1000」液晶がPHILIPSから。42.5型で約12万円
2018年4月24日 10:00
MMD Singapore Pte Ltdは、日本市場向けのPC用4Kディスプレイで初の「DisplayHDR 1000」対応となるPHILIPSブランドの42.5型液晶「436M6VBPAB/11」を5月25日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は119,000円前後。
また「DisplayHDR 400」対応の42.5型「436M6VBRAB/11」も同日に発売。店頭予想価格は89,000円前後。両製品の発表とあわせて、タレントの市川紗椰を起用したWeb限定CMも展開する。
HDR 1000/400は、VESAが'17年12月に策定したHDRディスプレイ規格「DisplayHDR version 1.0」で規定され、HDR1000がハイエンドクラス、HDR400がエントリークラスとなる。HDR 1000は最高輝度1,000cd/m2、全画面最低輝度600cd/m2で、色域はBT.709 99%以上と定められている。HDR 400は最高輝度400cd/m2、全画面最低輝度320cd/m2、BT.709 95%以上と規定。映像処理は10bit以上が必須となる。
HDR 1000対応の「436M6VBPAB/11」は、4K/3,840×2,160ドットのVAパネルを採用し、輝度は1,000cd/m2、色域はBT.709カバー率100%、DCI-P3カバー率97.6%以上。また、Ultra HDプレミアム認証も取得している。HDR 400対応の「436M6VBRAB/11」は輝度450cd/m2。
入力端子はHDMI 2.0(HDR 400機は×2)、Display port 1.2×1、mini Display port1.2×1、USB Type-C×1(DP Alt mode)で、HDR 1000機のみmini Display port1.2×1も搭載する。
先行予約キャンペーンとして、両機種購入者から先着で1,000名にNetflixプリペイドカード2,000円分をプレゼントするキャンペーンも実施する。