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シャープ、年内発売の8Kテレビは60型で約50万円を目指す。8Kチューナは20万以下

 シャープは16日、大阪のシャープ本社(グリーンフロント堺)において、テレビ事業説明会を開催。2018年12月スタートの新4K8K衛星放送の開始に向けて、8Kテレビや8Kチューナを投入する方針を示すとともに、60型8Kのチューナ無しモデルで、実売50万円程度を目指していることを明らかにした。

 '17年に世界初の8K対応液晶テレビ「AQUOS 8K LC-70X500」を発売したシャープだが、'18年の8K放送開始に向けて、8Kテレビを本格展開。TVシステム事業本部の喜多村 和洋 本部長は、2018年度を8K第2展開と位置付け、日本だけでなく、台湾、中国、アジア、欧州/ロシアに広げるとともに、日本においては、8K放送と4K放送に対応した製品群を全面展開する。

TVシステム事業本部の喜多村 和洋 本部長

 新4K/8K放送(BS 4K/8K)チューナ内蔵テレビとともに、BS 4K、BS 8Kのチューナも発売予定。ラインナップを拡充し、8Kエコシステム商品機器を展開する。説明資料では、80型、70型、60型のテレビとともに、8Kチューナやサウンドバー製品なども紹介している。

60/70/80型など8Kテレビを積極展開
国内8K・4K放送開始に向けた取り組み

 価格は未定だが、「60型のチューナ無しモデルで、現行の70X500の価格の半分を目指したい」(喜多村本部長)と説明。70X500は実売100万円のため、60型8Kの価格は50万円を目標としていることなる。また、8Kチューナについては「20万円を切りたい」とした。