ニュース
36,900円からのAAWカスタムイヤフォン、4機種リニューアル。音質向上&新ケーブル
2018年6月1日 12:41
e☆イヤホンは、AAWのカスタムイヤフォンのラインナップを6月2日からリニューアル。音質強化やデザインも一新する。価格は「A1D」が36,900円(税込)、「A2H」が41,900円(税込)、「A3H」が54,900円(税込)、「W900」が259,900円(税込)。別途耳型採取料金が必要。
4モデル全てリニューアルされているが、「A1D」と「W900」の名称は従来と同じ。「A2H」と「A3H」の従来モデルは、「A2H Pro V2」、「A3H Pro V2」だったが、「Pro V2」が省かれ、いずれもシンプルな名称となる。
また、標準で付属するケーブルがよりハイグレードなものになる。W900以外のモデルは、5N CGOCCの銀メッキ銅線を使った「Null Audio Ethos」で、1万円相当のケーブル。W900付属のケーブルは7N CGOCC銅線の「Vitesse Cooper」で、2万円相当だという。
「A1D」は、8mm径のダイナミックドライバ×1基のモデル。従来のモデルは「豊かで濃いサウンドを鳴らしていたが、リニューアルモデルでは、バランスのとれた低音と中域で、より現代的で新しいチューニング」になったとのこと。
インピーダンスは16Ω@1kHz、感度は108dB SPL@1mW@kHz。再生周波数帯域は10Hz~40kHz。
「A2H」は、10mm径のダイナミック型と、バランスドアーマチュア(BA)×1を搭載したハイブリッド構成。前モデルは低音寄りのサウンドだったが、リニューアルモデルではハイブリッド構成により、高域にも注力。ダイナミック型ドライバも、「インパクトのある深みの出るベースを提供するように調整」した。
インピーダンスは10Ω@1kHz、感度は102dB SPL@1mW@kHz。再生周波数特性は10Hz~40kHz。
「A3H」は、10mmのダイナミック型と、BA×2基の3ウェイ構成。「サウンドステージを広く、一つ一つの音の繋がりをさらに緻密にした」というチューニング。位相調整の問題を修正するデュアルボアシステムを採用。ダイナミックドライバの空間デザインも変更した。
インピーダンスは22Ω@1kHz。感度は103dB SPL@1mW@kHz。再生周波数帯域は10Hz~40kHz。
「W900」は、9mmのダイナミック型と、8基のBAを組み合わせた4ウェイタイプ。高域のエネルギーの増加や、「軽快で輝く音に」といったユーザーからの声を反映。ドライバやのインピーダンスやダンパーの再調整により、「高音にはいかなる不快感や摩擦音など引き起こすことなく全体のバランスと合わせ大きく音質改善」したという。
インピーダンスは15Ω@1kHz、感度は107.5dB SPL@1mW@kHz。再生周波数帯域は18Hz~40kHz。