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MYTEK Digital、USB DAC「Brooklyn DAC+」の発売が6月中旬に前倒し

 エミライは、MYTEK DigitalのUSB DAC「Brooklyn DAC+」の発売時期を、当初予定していた6月下旬から6月中旬に前倒しした。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は270,000円前後。

「Brooklyn DAC+」

 MYTEK Digitalは、ニューヨークに本拠を置くプロ用レコーディング機器メーカーで、ミーハウ・ユーレビッチ氏が設立。ミーハウ氏は、'89年から'92年の3年間、マンハッタンの二大スタジオであるザ・ヒットファクトリー、そしてスカイライン・レコーディング・スタジオでエレクトロニクスのエンジニアとして活躍。2002年にSACDプロジェクトに参加。当時ソニーに在籍し、SACDの第一人者である西尾文孝氏と交流、DSDのマスターレコーダーのプロトタイプも手がけた人物。

 Brooklyn DAC+は、ハイエンド機の性能をリーズナブルな価格で提供するというモデルで、ESSのDAC「ES9028PRO」を採用。384kHz/32bitまでのPCMや、11.2MHzまでのDSDデータをネイティブ再生可能。認証取得済みのハードウェアMQAデコーダも搭載する。

 内部ジッター0.82psを誇る「MYTEK フェムトクロック・ジェネレーター」を備えるほか、ワードクロック入出力も備え、複数台のBrooklyn+ DACによるマルチチャンネル同期が可能。リファレンス・グレードのプリアンプ部や、バランス駆動対応のヘッドフォンアンプ部、多彩なボリューム調整機能も搭載。従来モデルからDACが変更されたほか、より高グレードで、色付けの少ない低ノイズなアナログアッテネータ回路を搭載するなど、進化している。