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ヤマハ、DDFA採用、無線リアも追加できるサウンドバー「MusicCast BAR 400」

 ヤマハは、ワイヤレスでリアスピーカーを追加できるサウンドバー「MusicCast BAR 400」(YAS-408)を10月中旬に発売する。アンプにDDFAを採用。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は65,000円前後。

MusicCast BAR 400

ワイヤレスリアスピーカーを追加できる「MusicCast Surround」対応

 バースピーカーと、ワイヤレスで接続するサブウーファで構成。ネットワーク再生機能も備え、MusicCastをサポート。さらに、MusicCastの新機能である「MusicCast Surround」に対応し、リアスピーカーをワイヤレス接続で追加できるのが特徴。

 同日発表された、MusicCast 50/20のような、MusicCast Surround対応のスピーカーを、MusicCast BAR 400のリアスピーカーとして使えるようになる。この機能は、今後のファームウェアアップデートで対応予定。

 なお、標準でセットになっているサブウーファはMusicCastを使ってワイヤレス接続しているのではない。

バースピーカーと、ワイヤレスで接続するサブウーファで構成

アンプにDDFAを搭載

 最大出力は、バースピーカー部分が100W、ワイヤレスサブウーファが100W。HDMIは入出力を各1系統装備。光デジタル音声入力、ステレオミニ入力、LAN端子も各1系統装備する。

 ネットワーク再生機能として、WAV/FLAC/AIFFの192kHz/24bitまでの再生が可能。再生にはMusicCast機能を使い、アプリからNAS内の音楽ファイル選択などが可能。MusicCast対応スピーカーとの連携の管理も、アプリから行なえる。

 音楽のストリーミング配信サービスも受信でき、radikoやSpotify、Deezer HiFiにも対応。Bluetooth受信や、AirPlayにも対応する。Bluetoothの対応コーデックはSBC、AAC。

 ドルビーデジタルやDTSのデコーダを内蔵しているほか、バーチャルサラウンド機能のDTS Virtual:Xを搭載。様々な入力ソースを、高さ方向も際限するバーチャルサラウンドに変換して再生できる。また、DTS Virtual:X再生時と音場プログラムの重ねがけも可能。アプリから映画、音楽、ゲーム、スポーツ、TV番組を選択できる。選択はスマートフォン向けのアプリ「MusicCast CONTROLLER」で行なう。

サブウーファ部分

 アンプには、Qualcommのデジタルアンプ「DDFA」第2世代を採用。クリアボイス機能、バスエクステンション、ミュージックエンハンサーも利用できる。便利な機能としては、子供が触れて音量が急に上がったり、音が出なくなることを防ぐチャイルドロックも備えている。

 バースピーカーには、4.6cmのウーファ×2基と、2.5cmツイータ×1基を、左右それぞれに搭載。ワイヤレスサブウーファには、16cmのユニットを搭載している。

 HDMI入力は、4K/60pや、HDCP 2.2に対応。Dolby Visionを含めた、HDR伝送にも対応する。

 外形寸法と重量は、バースピーカーが980×110.5×60mm(幅×奥行き×高さ)で2.7kg、サブウーファが181×405×417mm(同)で、9.4kg。