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Pro-Ject、“最高の定速性”を目指したレコードプレーヤー「1Xpression Classic」

 ディーアンドエムホールディングスは、Pro-Ject Audioのレコードプレーヤー「1Xpression Classic S-Shape」を6月末から発売する。価格は138,000円。筐体はMDF製でハイグロスブラック仕様。カートリッジは付属しない。

1Xpression Classic S-Shape(カートリッジは付属しない)

 初代Hi-FiクラシックPro-Ject1(1991年発売)の6代目となるレコードプレーヤー。ベルトドライブ方式で、33/45回転(マニュアル可変)に対応。低ノイズACモーターに効率的なモーターデカップリング、高精度DC駆動型ACジェネレータを採用し、「最高の定速性」を提供するという。

 8.6インチS字アルミトーンアーム(寸法218.5mm)を搭載し、オーバーハングは22mm。ヘッドシェルは着脱可能で、3~9gのMM/MCカートリッジを装着可能。新たに導入したジンバル設計ではカウンターウェイトが共振を減衰し、カートリッジの種類を問わず最適なパフォーマンスを実現するという。

 プラッタは300mm径のアルミニウム製で、アルミ合金のサンドイッチ構造に熱可塑性エラストマー(TPE)を用いた低共振設計。メインベアリングは高品質ステンレススチール製で、クロムメッキステンレス鋼のベアリング軸とテフロン製ソーサを内蔵。ワウフラッター/回転数偏差は、33回転時が0.14%/0.2%、45回転時が0.13%/0.18%。

 付属の電源アダプタで動作する。本体台座部のMDFとTPE採用のインシュレータで共振を減衰。インシュレータは高さ調整もできる。外形寸法は415×335×130mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8kg。RCAフォノケーブルやダストカバーなどが付属する。