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メ～テレ、8Kカムコーダで超高精細映像を自社制作。フットサルのAIライブ配信も
2018年7月4日 15:51
メ～テレ(名古屋テレビ放送)は、8K解像度で撮影したコンテンツ「8K すいぞくえん」を制作。神戸市立須磨海浜水族園で暮らす魚類や哺乳類を紹介する内容で、同水族園で上映する。また、AIカメラシステムを用いたフットサル競技大会のライブ配信を、7月7日/8日に決勝戦会場の名古屋栄・オアシス21に設置したモニタでデモ展示する。
シャープ8Kカムコーダ導入、8Kコンテンツの自社制作ワークフロー確立
メ～テレは3月、 地上波の民放テレビ局として他に先がけ、シャープの8Kカムコーダー「8C-B60A」を導入。8Kコンテンツの制作に取り組む中で、兵庫県の神戸市立須磨海浜水族園の協力を得て動画コンテンツ「8K すいぞくえん」を制作。その制作過程を通じて8K自社制作における撮影・編集・完パケのワークフローを確立した。
同作は約8分間の8K-SDRコンテンツで、水族園で暮らす魚類や哺乳類を紹介。Log撮影により8K/HDRにも対応する。8Kの高精細映像に加え、飼育員による生き物の雑学を併せて紹介する内容となる。
ナレーション付きの日本語版のほか、英語版も制作。テキストをリアルな音声に変換するクラウドサービス「Amazon Polly」を使って英語音源を作成・付与。Amazon Pollyを使うことで、より簡単で安価な英語版制作を図っている。
フットサル大会を会場モニタにAIライブ配信デモ
フットサル大会「CNCI ケーブルテレビフットサルフェスタ in Oasis21」をAIライブ配信するデモンストレーションを、 決勝戦会場の名古屋栄・オアシス21に設置したモニタで実施する。試合日程は7月7日/8日の二日で、両日とも9時試合開始。ケーブルテレビ事業などを手がけるコミュニティネットワークセンター(CNCI)と共同で実施する。
オートマチックスポーツプロダクションシステムを搭載したAIカメラシステム「Pixellot Standard」を使い、コートをパノラマ撮影。 フットサルのプレイに自動追従し、切り出しズームなどのカメラワークを実現。「従来カメラマンが行なっていた作業を、AIカメラシステム1台で代替する」としている。技術協力として朋栄も参加する。
