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FAudio、7 BAドライバのカスタムIEM「SYMPHONY」。日本独自モデルも

 ミックスウェーブは、香港FAudio(エフオーディオ)のカスタムイヤフォン「SYMPHONY」、「HARMONY」、「CHORUS」、「SCALE」を8月1日より発売する。価格はBA 7ドライバのSYMPHONYが174,815円、5ドライバのHARMONYが135,649円、3ドライバのCHORUSが86,760円、2ドライバ「SCALE」が67,130円。

 FAudioは、エンジニアのFun Wong氏と元ミキシングエンジニアKen Lee氏によるカスタムIEM(インイヤモニター)メーカー。OEM事業から得た経験や、KnowlesなどのBAメーカーとの共同研究を経て、フルレンジBAドライバーを使用して各周波数帯域をチューニングする手法がリスニング上、最も綺麗なクロスオーバーw形成し、音源に対して正確なサウンドになることを発見したという。このチューニング方法を「Tru Crossover Technology(T.C.T)」と命名し、各製品に導入している。カスタムシェルは、香港の職人がハンドメイドで制作する。

HARMONY

SYMPHONY

 SYMPHONY(シンフォニー)は、異なる4種類のBA型ドライバーを搭載し、独自のチューニング技術「True Crossover Technology(T.C.T)」を採用した、FAudioフラッグシップモデル。

SYMPHONY

 ドライバーは、7ドライバーで、Low×2、フルレンジ×1、High×2、Super High×1。周波数特性は20Hz~24kHz、感度は119dB、遮音性は-26dB、インピーダンスは22Ω。

 イヤフォン側の端子は2pinでリケーブルに対応。付属のSilver Plated Litz Cableは4本の銀メッキ銅導体を採用し、被覆には医療用グレードのPVCジャケットを採用。ケーブル長は118cm。キャリングケース、クリーニングツールなどが付属する。

HARMONY

 HARMONYは、FAudioとミックスウェーブの共同開発により完成させた、5基のBAドライバを搭載する日本限定モデル。T.C.Tを採用し、「音源が本来持つ音情報を余すことなく再現。よりディープな低音を再現できるドライバーを採用した事で、生き生きとした、パワフルで雄大なサウンドレンジが特徴」としている。

HARMONY

 ドライバー構成は、Low×2、フルレンジ×1、High×2、周波数特性は20Hz~24kHz、感度は117dB、遮音性は-26dB、インピーダンスは18Ω。イヤフォン側の端子は2pinでリケーブル対応。Sliver Plated Litz Cable(118cm)、キャリングケース、クリーニングツールなどが付属する。

CHORUS

 CHORUSもFAudioとミックスウェーブの共同開発による3 BAドライバの日本限定モデル。T.C.Tを採用し、「タイトでスピード感のある低域をベースにジャンルを問わない安定したサウンドで完成させた」という。

CHORUS

 ドライバー構成は、Low×1、フルレンジ×1、 High×1の3ドライバ。周波数特性は20Hz~24kHz、感度は112dB、遮音性は-26dB。インピーダンスは25Ω。2pin端子で、リケーブル対応。Sliver Plated Litz Cable(118cm)、キャリングケース、クリーニングツールなどが付属する。

SCALE

 「音楽の始まり」を意味するSCALEはエントリーモデル。FAudioとミックスウェーブが共同開発し、BAドライバーと8mm径のダイナミック型の2種類のドライバーをそれぞれフルレンジで搭載。T.C.Tも採用し、「それぞれのドライバーが本来持つパフォーマンを最大限に引き出し、2ドライバーのイヤホンとは思えない雄大なサウンドスケールを実現する」という。

SCALE

 周波数特性は15Hz~20kHz、感度は110dB、遮音性は-26dB。インピーダンスは35Ω。2pin端子で、リケーブル対応。Sliver Plated Litz Cable(118cm)、キャリングケース、クリーニングツールなどが付属する。