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ブルーレイカーナビ強化。ストラーダに逆走防止やゾーン30スピード超過警告
2018年8月27日 12:01
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、Blu-ray Discプレーヤーを搭載したSDカーナビステーション「ストラーダ CN-RX05WD」、「CN-RX05D」を10月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12万円前後。
7型/800×480ドットディスプレイを備えたカーナビゲーションシステムで、市販カーナビではパナソニックだけとなるBDプレーヤーを搭載。家庭のレコーダで録画した映像を車内でも楽しめ、「家でも車でもブルーレイ」を提案していく。最高192kHz/24bitの音楽を収録したBlu-ray Audioも再生できるほか音楽CDやDVDなども192kHz/24bitでアップサンプリング。電源用高音質電解コンデンサの搭載により、広がりやステージ感あるサウンド再生を実現する。
ナビとしての機能強化点は、業界初となる「ゾーン30」(生活道路区域内で車の最高速度を時速30キロに制限する規制)内のスピード超過警告機能を搭載。制限速度を超過すると音声と地図上のアイコンで警告する。
高速道路の逆走警告機能等を備えた「安全・安心運転サポート」を強化。逆走警告は、高速道路のPA/SAからの発進時の注意喚起に加え、実際の逆走検知時には、音声とアイコンでドライバーに警告する。また、高度化光ビーコンからの情報を活用した「信号情報活用運転支援システム」に対応。直近の信号を青信号で通過できる場合に知らせる「信号通過支援」、早めの減速を促す「赤信号減速支援」、赤信号から青信号への残り時間を知らせする「発進遅れ防止支援」などで走行をサポートする。
新たに2018年11月より稼働予定の2機を加えた計3機の準天頂衛星「みちびき」に対応。道路標高情報を活用した新アルゴリズムにより、自車位置精度を向上していく。
オプションのドライブレコーダ「CA-DR02SD」と連携。本体のディスプレイでドライブレコーダの操作や録画映像の確認ができる。また、目的地検索ができるスマートフォンアプリ「NaviCon」に対応。最新の店舗・スポット情報をスマホで検索し、情報をカーナビに転送の上、ルート探索ができる。
アンプ定格出力は18W×4ch。CN-RX05WDは200mmワイドパネル、CN-RX05Dは180mmパネルに対応する。重量はいずれも約2.7kg。