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ソニー、望遠720mmで世界最小のデジカメ「HX99」。4K動画も

 ソニーは、IFA 2018において4K動画撮影対応で24-720mmの光学28倍ズームレンズを搭載するデジタルカメラ「DSC-HX99」と「DSC-HX95」を発表した。10月より欧州で発売し、価格はHX99が520ユーロ、HX95が500ユーロ。

 ファインダと望遠端700mm以上のレンズを搭載したデジタルカメラとして世界最小という小型サイズで、一台で広角から超望遠までをカバー。「旅先から日常まで携行して軽快に撮影できる」という。手振れを防ぐ「Steady Shot」機能も備えている。

 センサーは1/2.3型1,820万画素のExmor R CMOS。レンズは35mm換算で24-720mm(F3.5 - 6.4)のZEISS Vario-Sonnar T* L。

 XAVC S形式での4K動画撮影に対応。映像プロセッサの「BIONZ X」や新たなフロントエンドLSIの搭載により、最大10コマ/秒の高速連写と、高速・高精度なファストインテリジェントAFを実現する。瞳AF機能やRAW出力、Bluetooth経由での位置情報取得にも対応する。

 液晶モニターは180度回転可能で、また、HX99ではタッチフォーカスとタッチシャッター操作に対応する。有機ELビューファインダーも備えている。外形寸法は102.0×35.5×58.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は216g(本体のみ)。