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坂本龍一主宰のグレン・グールドコンサートがSACD化。ソニーハイレゾマイクで収録

ソニーミュージックは、坂本龍一主宰のもと、グレン・グールドの音楽を敬愛するアーティストたちによって行なわれたコンサート「グレン・グールド・ギャザリング」の模様をSACD化。CDプレーヤーでも再生できるSACD/CDハイブリッド仕様で、9月26日に発売する。価格は6,000円。収録にはソニーのハイレゾレコーディングマイクを使用した。

SACD「グレン・グールド・ギャザリング」

2017年にカナダの音楽家・ピアニスト、グレン・ グールドの生誕85周年を記念し、グレン・グールド・ ファウンデーションの依頼で世界各地でグールドの企画展・コンサートが開催された。国内では、グールドの音楽を敬愛する坂本龍一にイベントのキュレーションが依頼され、12月にグレン・グールド関連のエキシビション、コンサートなどの融合イベント「グレン・グールド・ギャザリング」が草月ホールを中心に開催。その模様を2枚のディスクに収めた。

Photo: Masaya Takagi

ハイライトのトリビュート・コンサート「Glenn Gould-Remodels」には、ドイツで現代の電子音楽を牽引するアーティストのアルヴァ・ノト+Nilo、オーストリアのギタリスト、クリスチャン・フェネスなど、坂本氏と長年の親交がある音楽家に加え、ルクセンブルクのピアニスト、フランチェスコ・トリスターノが出演した。

Photo: Masaya Takagi

コンサート会場の草月ホールでの主な収録には、ソニーのハイレゾマイクロフォン100シリーズを計16本使用。ライン入力以外、ライブの模様のほぼ全てをこのマイクで収録した。レコーディングとミックスは、坂本龍一の作品を数多く手がけたオノセイゲンが行なった。

2台のピアノに各4本、ピアノの鍵盤から見て左手側と右手側に、C-100をカーディオイドで使用。低音用にはECM-100U、ピアノのボトムには音響イコライザー(試作品)を装着したECM-100Nを使用。アンビエンスマイクには、ECM-100Nを4本、ECM-100Uを4本使っている。

Photo: Seigen Ono
Photo: Seigen Ono
Photo: Seigen Ono

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グレン・グールド・ギャザリング