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NANOCOMPOとMonitor Audioがセット、BT対応の小型オーディオ「Mariage Elle」

インターアクションは、Olasonic(オラソニック)ブランドの新製品として、コンパクトオーディオシステム「Mariage Elle(マリアージュ・エル)」を11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20万円前後。

コンパクトオーディオシステム「Mariage Elle」

NANOCOMPOシリーズのUSB DAC内蔵プリメインアンプ「NANO-UA1a」と、CDトランスポート「NANO-CD1」、さらに英Monitor Audioのブックシェルフスピーカー「Radius Series 90」の限定サテンホワイトカラー、さらに同日発表されたOlasonicのBluetoothレシーバ「NA-BTR1」をセットにした製品。スピーカーケーブル、光デジタルケーブル、RCA同軸ケーブル、USBケーブル、リモコンも付属する。

上段からCDトランスポート「NANO-CD1」、USB DAC内蔵プリメインアンプ「NANO-UA1a」

従来の「Mariage」はELACのスピーカーを採用していたが、Mariage ElleはMonitor Audioのスピーカーと組み合わせている。「Radius Series 90」は既に発売されているスピーカーだが、NANOCOMPOシリーズの外装とマッチするように、Mariage Elle限定のカラーとしてサテンホワイトに塗装したモデルが付属する。

Monitor Audioの「Radius Series 90」、限定カラーのサテンホワイトが付属する
従来のELACのスピーカー(左)と比べると、コンパクトになり、奥行きも短い

2ウェイのブックシェルフで、100mm径のウーファーと、25mm径のツイーターを搭載。どちらのモデルもC-CAMを採用している。全体の再生周波数帯域は80Hz~35kHz。

USB DAC内蔵プリメインアンプ「NANO-UA1a」は、DSD 5.6MHz、PCMは192kHz/24bitまで対応するDACを搭載。PCと組み合わせたり、CDトランスポートからのデジタル入力を変換・増幅できる。スピーカー出力は26W×2ch。

CDトランスポート「NANO-CD1」は、スロットインタイプのドライブを採用。縦置きもできる。デジタル出力専用トランスポートで、出力は44.1/88.2/96kHzのサンプリング周波数を切り替えられる。

Bluetoothレシーバ「NA-BTR1」はQualcommのCSR8675を使ったモジュールで、自社設計、日本生産のハイレゾ対応。コーデックはSBC、AAC、aptXに加え、LDACの96kHz/24bit、aptX HDの48kHz/24bitまでサポートする。NFCもサポートし、対応機器とワンタッチでペアリングできる。

Bluetoothレシーバ「NA-BTR1」、奥行きも短い

出力はRCAのアナログ、同軸デジタル、光デジタルを各1系統搭載。アナログ出力は、モジュールからのデジタルデータを、384kHz/32bitのDACを使い、高精度にアナログ変換する。外形寸法は100×100×30mm(幅×奥行き×高さ)。