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カプコンの「ロックマン」が、初のハリウッド実写映画化決定

カプコンのアクションゲーム「ロックマン」が、初のハリウッド実写映画化されることが決定した。ロックマンの海外名称である「MEGA MAN」(仮称)として、20世紀フォックスから配給される予定。制作は「猿の惑星」シリーズなどを手掛けた米チャーニン・エンターテイメントが担当する。公開日は未定。

左がゲーム最新作「ロックマン11 運命の歯車!!」。PlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One、PC向けに、日本では10月4日発売

監督と脚本はアリエル・シュルマンとヘンリー・ジュースト、プロデューサーは「HEROES」で知られるマシ・オカ。「長年親しまれてきたロックマンの世界観を踏襲した上で、ハリウッド作品としてのエンタテインメントや壮大な演出により、ゲームファンのみならずアクション映画ファンまで、幅広い世代が楽しめる作品を目指す」という。

ロックマンシリーズは、ファミリーコンピュータ向けアクションゲームとして1987年に第1作を発売。以来、累計販売本数3,200万本(2018年6月30日時点)を誇る、カプコンの主力ブランドのひとつ。

キャラクターのルックスと、それに反する硬派なゲーム性が支持を受け、多数の派生作品を含め、発売から30年以上を経ても根強い人気を獲得している。キャラクターグッズ、コミック、TVアニメや映画など、グローバルにも展開。ゲームの最新作「ロックマン11 運命の歯車!!」は、欧米では2018年10月2日、日本では10月4日に発売を開始している。

カプコンのキャラクターが活躍する映像作品は、2017年にハリウッド映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」が公開(国内は2016年12月)。2018年8月から北米でTVアニメ「メガマン:フリィチャージド」の放送も始まっている。