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ASUS、直下型エリア駆動の32型4K/HDR液晶。プロ仕様の広色域

ASUS JAPANは、広色域に対応したプロ向けの32型4K/HDR液晶ディスプレイ「PA32UC」を10月19日より発売する。価格はオープンプライス。

PA32UC

32型/3,840×2,160ドットのIPSパネルと、エリア駆動の直下型バックライトを搭載し、HDRにも対応した液晶ディスプレイ。3月発売の32型液晶ディスプレイ「PA32UC-K」からディスプレイキャリブレーションツール「X-ritei 1 Display Pro」を省いたモデルで、その他の基本仕様はPA32UC-Kと共通。

下面。HDMI 2.0×4、DisplayPort 1.2×1、Thunderbolt 3対応のUSB Type-C×2などを搭載

バックライトのエリア駆動分割数は384。ピーク時の輝度は1,000cd/m2。UHDアライアンスによる、Ultra HD Premium認証も取得。ASUS LED駆動技術により、優れたHDR性能と最適化されたコントラストを実現するという。応答速度は5ms(G to G)。

広色域も特徴で、カバー率はAdobe RGB 99.5%、sRGB 100%、DCI-P3 95%、Rec.2020 85%を実現。工場出荷時にキャリブレーションも行なっており、2未満の最大ΔE(色差)を達成している。詳細な色設定を行なえるASUS ProArtキャリブレーション技術を搭載し、PCなど接続機器に合わせて設定できる。

入力はHDMI 2.0が4系統、DisplayPort 1.2が1系統。Thunderbolt 3をサポートするUSB Type-Cも備える。PinP(子画面表示)と、2画面表示が可能。4K UHDの映像入力を複数同時表示できる。ブルーライト軽減機能やフリッカーフリー技術も搭載。

スタンドは縦画面で使用できるピボット機能を備える。外形寸法は727×229×470~600mm(幅×奥行き×高さ、スタンドを含む)、重量は約11.4kg。

縦画面で使用できるピボット機能をスタンドに装備