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JBLが「TRD RALLY CUP」と提携。TRDデザインのスピーカー製品化
2018年11月8日 13:18
ハーマンインターナショナルのJBLブランドと、トヨタカスタマイジング&ディベロップメントによる中級者向け地方ラリーシリーズ「TRD RALLY CUP」のパートナーシップが決定。TRDコラボのJBLポータブルスピーカーや、車載スピーカーが発売される。
TRDブランドとのコラボレーションモデルとして、JBL製のトヨタ シエンタ用のスピーカーセットや、オリジナルデザインのポータブルBluetoothスピーカーなどを展開する。
ポータブルBluetoothスピーカーは、既存のJBL TRIPをベースとしたもの。車のサンバイザーに取り付けて使用可能。スマホなどの音楽再生やハンズフリー通話に対応し、音声操作にも対応。Siri(iOS)やGoogle Now(Android)を使って、検索やナビゲーションがBluetooth経由で行なえる。価格は12,000円。
トヨタ シエンタ用のTRDスピーカーセットは、標準スピーカーからの置き換えでサウンドをグレードアップ可能。同軸型の2ウェイスピーカーで、クリアでなめらかな高音のツイーターと、より広い面積のコーンで豊かな低音のウーファーで構成する。サイズはフロント用が160mm、リア用は100mm。再生周波数帯域はフロントが55Hz~20kHz、リアが75Hz~20kHz。スピーカーと取り付けパーツの価格は、TRDのサイトで案内されている。
「TRD RALLY CUP」は、トヨタヴィッツ(NCP131/91)を対象とした「CUP1」と、トヨタ86/スバルBRZを対象としたクラス「CUP2」で構成され、改造範囲に独自の制限を設けた車両規則により、車両コストの低減と選手の参加しやすさをねらいとしたラリーシリーズ。
今回のパートナーシップ提携により、シリーズ名称は「TRD RALLY CUP by JBL」となり、JBLが2019シリーズのタイトルスポンサーを務める。2018年11月に千葉県で開催されるプレシーズンマッチRd2南房総ラリーでは、各クラス優勝者とU-25アワード(25歳以下特別賞)にJBL製品が贈られ、地域のラリーイベントの活性化を図る。