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トライアンフのバイクに、GoProを制御できるTFTコネクティビティシステム

バイクメーカーのトライアンフモーターサイクルズジャパンは、2019年モデルに「新トライアンフTFTコネクティビティシステム」を展開していくと発表。モーターサイクルでは世界初という、GoPro制御システムを導入しており、ライダーは左手のスイッチキューブを使い、カメラの制御が可能になる。

GoProコントロールシステムの画面イメージ

2019年春以降に本格的に展開するもので、TFTディスプレイ(多機能カラースクリーンインストルメントディスプレイ)を搭載したすべての新型モデルに導入するだけでなく、既にTFTシステムを搭載しているすべてのトライアンフモデルにも、正規販売店を通じて搭載できるという。導入できる現行モデルはStreet Triple R & RS/Speed Triple RS/Tiger 800 XCX、 XCA、 XRX、 XRT/Tiger 1200 XRT、XCA。なお、新システムが利用可能になる時期と価格の詳細は、2019年1月に発表する予定。

Speed Triple RSのGoProコントロール画面イメージ

GoProとTFTディスプレイを接続すると、TFTディスプレイと左手のスイッチキューブを操作し、GoProを制御できる。ディスプレイには、モード、動画撮影開始、動画撮影停止、写真撮影、バッテリー残量など、GoProカメラのステータスを示すシンプルなグラフィックアイコン表示できる。GoPro はHERO 5、HERO 5 Session以降に対応する。

さらに、Googleと連携。ターンバイターンナビゲーションシステムが利用でき、アクセサリーとして装備可能なBluetooth接続モジュールを介して、スマホと接続し、ナビが利用可能。ライダーが「MyTriumph」アプリ上でルートを選択し、走行を開始すると、簡単なグラフィックアイコンを使用して、ディスプレイに方向指示アイコンが表示される。ルートプランニングや施設は、MyTriumphアプリを使い、ライダーのスマートフォン画面に表示する事も可能。

Googleターンバイターンナビゲーションシステムの画面イメージ

同じく、Bluetooth接続モジュールを使ってスマホやBluetoothヘッドセットと連携する事で、通話の発信や着信、SMSメッセージ通知などの電話機能、音楽トラックの選択や音量調整などにも対応。左手のスイッチキューブを介して操作できる。

MUSIC コントロールの画面イメージ
2019年新トライアンフ TFTコネクティビティシステム動画