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リン、ネットワークプレーヤー「DS」シリーズ生産終了

リンジャパンは13日、ネットワークプレーヤー「KLIMAX DS/3」「AKURATE DS/K/3」を'18年12月末日受注分をもって、生産を完了すると発表した。同社ネットワークプレーヤーは、今後DSMシリーズに一本化される。

生産完了となるKLIMAX DS(写真上)とAKURATE DS(写真下)

ネットワークプレーヤーKLIMAX DS(2007年発売)、AKURATE DS(2008年発売)の2シリーズが、年内受注分を最後に生産を完了する。両機種は、有償アップデートによる機能追加を経て、約10年近くにわたり販売されてきたロングランモデル。

リンは2011年末、DSシリーズに内蔵するDACシステムに、多彩な外部入力と35bit処理デジタルボリュームを搭載したDSMシリーズを発表。“DSシリーズの進化型製品”と位置づけ、DSMのラインナップ拡充を行なってきた。

DSシリーズの生産完了についてリンは、「DSシリーズの出荷数減とSELEKT DSM発売のタイミングを機に、各クラスのコンセプトの明確化とラインナップのシンプル化を目的に、DSMシリーズに一本化する」と説明している。

またDSシリーズ2機種の生産完了と合わせ、ラインナップの明確化を目的に、EXAKT専用ヘッドユニット「KLIMAX EXAKT DSM」「AKURATE EXAKT DSM」を、それぞれ「KLIMAX SYSTEM HUB」「AKURATE SYSTEM HUB」と名称変更することもアナウンスされた。

変更後のDSM関連製品ラインナップは下記の通り。

DSMシリーズ
・KLIMAX DSM
・AKURATE DSM
・SELEKT DSM –K/-KA/-S/-SA
・MAJIK DSM
・SEKRIT DSM

EXAKT専用ヘッドユニット
・KLIMAX SYSTEM HUB
・AKURATE SYSTEM HUB

コンパクトシリーズ
・KIKO DSM
・SEKRIT DS

EXAKTBOX
・KLIMAX EXAKTBOX
・AKURATE EXAKTBOX 10
・AKURATE EXAKTBOX 6
・AKURATE EXAKTBOX-I
・EXAKTBOX SUB