ニュース
「T・ジョイ横浜」2020年開業へ。JR横浜タワー内、“FOODシネマ”も
2018年11月22日 17:05
ティ・ジョイは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が推進している「(仮称)横浜駅西口開発ビル計画」の駅前棟「JR横浜タワー」内に、シネマコンプレックス「T・ジョイ横浜」を出店すると発表した。2020年の開業に向けて準備を進める。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック前の開業を目指してJR東日本が進めている開発計画は、駅前棟「JR横浜タワー」と、鶴屋町棟「JR横浜鶴屋町ビル」を新築し、歩行者通路で結ぶというもの。
T・ジョイ横浜は、映画上映以外にも多目的な利用を意図した「エンタテインメント・コンプレックス」としての開業を目指して準備が進められている。全9スクリーンで、座席は約1,300席。住所は神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番1号外。JR東日本ターミナルビル内へのシネマコンプレックス出店は初となる。
映画以外のコンテンツとして、ライブ感が楽しめる演劇等の実演や最新の映像・音響システムを駆使した各種パブリックビューイングのほか、講演会、コンクール、発表会など、地元企業やコミュニティによるイベントも実施。さらに、JR横浜タワーに出店するショップと連携して弁当や惣菜、スイーツなどを楽しみながら鑑賞する「FOODシネマ」も提案している。
JR横浜タワーの商業ゾーンは、「NEWoMan横浜(1F~10F)」、「CIAL横浜(B3F~B1F)」、「T・ジョイ 横浜(8F~10F)」で構成。JR横浜鶴屋町ビルは、駐車場施設「JR横浜パーキング(4F~9F)」に加え、商業施設「CIAL横浜ANNEX(1F~3F)」、ホテル「JR東日本ホテルメッツ 横浜(3F~9F)」、スポーツ施設「ジェクサー・フィットネス&スパ横浜(2F~3F)」の複合施設となる。
JR横浜タワーは、これまでの計画に加えて、新たに隣接する3カ所(南北連絡通路/B2F)、横浜モアーズ(B1F)、JR横浜駅中央北改札内(B1F、改札新設)と繋がることで、歩行者ネットワークの充実を図り、各鉄道路線、周辺施設、地下街、広場などへの円滑な移動ルートを形成。駅西口周辺の利便性向上を図る。なお、JR横浜駅中央北改札内(B1F)との接続については、JR横浜タワーB1F(「CIAL横浜」フロア)に改札を新設。交通系ICカード専用の改札となる。