ニュース

Clova Friendsに話しかけて、個人アカウントのLINE送受信可能に。声認証導入

LINEは10日、AIアシスタントClova搭載のスマートスピーカー「Clova Friends」と「Clova Friends mini」において、新たにユーザー個人のLINEアカウントで、音声によるLINEメッセージのやりとりが可能になったと発表した。

スマートスピーカーのClova Friends

Clova搭載スマートスピーカーでLINEメッセージの送受信を行なう場合、従来はLINE Clovaアプリで「家族アカウント」を作成し、そのアカウントと友だちになった人との間でメッセージの送受信ができるという仕組みだった。

今回の機能強化により、普段から使用しているLINEの「個人アカウント」と、「Clova専用アカウント(旧家族アカウント)」のどちらかを選択して、音声によるLINEメッセージのやりとりがClova Friends/Clova Friends miniで可能になった。なお、Clova WAVEはClova専用アカウントのみとなる。

Clova Friends mini
個人アカウントまたはClova専用アカウント(旧家族アカウント)から選択
Clova専用アカウント(旧家族アカウント)でメッセージを利用可能

Clova専用アカウントでは、LINEメッセージのやり取りは追加した1つのグループ内で完結するため、スマートフォンを持たない子供も安心して利用できるという。詳しい仕様や登録方法などは、LINE Clova公式ブログで案内している。

なお、個人アカウント利用スタートに伴い、登録された声で認証をする声認証機能(β版)を提供。他人によるLINEメッセージの送受信を防止する。

登録した声で個人を認証