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声やスマホで家電操作、ラトックのスマートリモコンが1/2サイズに。赤外線30m送信

ラトックシステムは、スマートスピーカーやスマートフォンから家電を操作できる“スマート家電リモコン”の新モデル「RS-WFIREX4」を2019年1月中旬に発売する。価格はオープンプライス。

RS-WFIREX4(右)

宅内の無線LAN(Wi-Fi)に接続し、赤外線で家電を操作できるリモコン。スマートスピーカーやスマホを使って、手持ちの家電を声でもコントロールできるようになる。スマートスピーカーはAlexaとGoogleアシスタントに対応し、Amazon EchoやGoogle Homeなどと連携。対応スマートフォン・タブレットはiOS 9.3以降とAndroid 4.4以降。

2017年に発売した「RS-WFIREX3」の後継モデルで、アプリやスキルの互換性を保ちながら、本体を体積比1/2、重量16gに小型化。カラーはホワイトとなり、筐体にフック用の穴を設けて壁掛けできるようにした。外形寸法は45×45×15mm(幅×奥行き×高さ)。

赤外線の飛距離は従来比1.5倍の見通し30mに対応している。赤外線部の有効範囲は、水平方向最大360度、垂直方向最大180度。microUSBからの給電(5V/1A)で動作する。

壁掛けも可能

従来モデルと同様に、連携するスマートスピーカーに「○○をつけて」、「家電リモコンを使って○○して」のように話しかけて操作可能。外出先からクラウド経由で、自宅の家電をリモコン操作可能。帰宅前にエアコンや照明をつけておくこともできる。

家電との連携/操作例

Alexaスマートホームスキルで、テレビ・照明の操作、任意の家電の電源オンオフのほか、カスタムスキルでテレビ、エアコン、照明操作、センサー値取得が可能。

Googleアシスタント連携は、カスタム(Conversation Actions)でテレビ、エアコン、照明、扇風機、電動カーテンの操作、スマートホーム(Direct Actions)でエアコン、照明の操作が行なえる。

iPhoneには「Hey Siri」と話しかけて家電を操作可能。リモコンの種類に制限なく個別の操作ボタンにフレーズを登録できる。Googleアシスタントアプリからの家電コントロールにも対応する。NTTドコモのmy daiz(マイデイズ)に「家電くん」を登録し、音声や画面操作で家電を操作できる。

RS-WFIREX4本体内に「温度・湿度・明暗センサーを搭載。アプリ画面で部屋の状況を確認してから、家電を操作できる。外出時に指定した温度を上回る(または下回る)と、通知センターへ警告を表示する設定も可能。

主なメーカー・機種のリモコンデータは登録済みで、350機種以上のリモコンの中からモデルを選択して適用可能。プリセットされていないリモコンは、手動でリモコン信号を登録できる。

対応リモコン赤外線フォーマットは、SONYフォーマット、NECフォーマット、家電製品協会フォーマット、その他メーカー独自フォーマットなど。