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アスク、JDIの高精細VRヘッドセットを約49,800円で開発者向け販売

アスクは、ジャパンディスプレイ(JDI)製のVR用ヘッドマウントディスプレイ「VRM-100」を法人の開発者向けに発売。12月中旬の出荷を予定しており、想定価格は49,800円前後。販売パートナーであるProject White(TSUKUMO)のツクモ法人営業所を通して企業や大学などの研究開発者向けに販売される。

VRM-100

VR専用に開発された液晶パネルを採用。解像度2,880×1,600ドット(615ppi)のパネルとジャイロセンサーを搭載したVRモニターユニットを、VRゴーグルに取り付けることで、高精細なVR映像を表示可能。ハイエンド用VRヘッドセットとは異なり、外部ヘッドトラッキングセンサーやコントローラを省くことで、高画質なVR映像視聴に特化している。

VRゴーグルは清掃しやすいように分離可能な構成で、店頭や展示会など不特定多数の人が使用する環境でも清潔な状態で使用できるのも特徴。

リフレッシュレートは80Hz(60Hz)自動切換え、PC側接続インターフェイスはHDMIとUSB 3.0。ジャイロと3DoF地磁気センサーを備える。ステレオの音声出力端子を備える。外形寸法は175×98×116mm、ケーブルを除く重量は336g。

PCの推奨環境はOSがWindows 10、GPUがNVIDIA GeForce GTX1060以上、AMD Radeon RX580以上。開発環境はUnity用OpenVRのドライバを提供予定。

ゴーグル部とディスプレイ部で構成