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AbemaTV、1月からIPv6対応開始。「より快適な視聴が可能になる」

インターネットテレビ局のAbemaTVは、動画配信でのIPv6対応を2019年1月より開始した。「多くの利用者の環境において、より快適な視聴が可能になる」としており、現時点で、既にAbemaTV利用者の約3分の1が、IPv6でインターネット接続しているという。

IPv6(Internet Protocol Version 6)は、インターネットの接続方式の1つ。日本ではインターネット接続数の増加により、従来規格IPv4のアドレスが枯渇。インターネット環境整備のために、IPv6対応が必要な状況となっている。しかし、IPv6でのインターネット接続が可能な環境は整いつつある一方で、インターネットサービス事業者のIPv6対応は遅れているという課題がある。

AbemaTVは、ユーザーに快適な視聴体験を提供することを目的に、アカマイ・テクノロジーズの配信プラットフォーム「Adaptive Media Delivery」を活用し、動画配信でのIPv6対応を実施した。

AbemaTVのような動画サービスでは、大量のユーザーに素早くWebコンテンツを配信するため、常に高速でハイパフォーマンスなサービス提供が求められるが、IPv6に対応することにより、多くの利用者の環境において、より快適な視聴が可能になるとする。