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好きなイヤフォンを“左右分離ワイヤレス化”、フォステクス次世機「TM2」
2019年1月24日 15:35
フォステクスカンパニーは、現地時間の1月24日から、米アナハイムで開催される楽器展示会「The NAMM Show 2019」に、好きなイヤフォンを左右完全分離イヤフォン化できる「次世代完全ワイヤレス・イヤホン TM2」を出展する。2019年春の発売を予定しており、正式な製品発表は3月頃の予定。
耳掛け式のフック形状を採用したBluetoothレシーバー部と、そこにMMCX端子で接続するフレキシブル・ショート・ケーブル、6mm径のダイナミック型ドライバを採用したMMCX接続イヤフォンの3パーツから構成される。
3つを接続した状態で、左右分離ワイヤレスイヤフォンとして使えるだけでなく、イヤフォン部を取り外し、ユーザーが持つMMCX接続のイヤフォン部を接続して使う事も可能。
さらに、製品に付属する両端がMMCXのフレキシブル・ショート・ケーブル以外に、別売で、イヤフォン側の端子がFitEar向けの2ピン端子になっているケーブル、さらにカスタムイヤモニターの2ピンになっているケーブルも発売予定。これらのケーブルに交換する事で、MMCX端子以外のイヤフォンも、左右分離イヤフォン化できる。
Bluetoothイヤフォンとしての性能にもこだわり、Qualcommの「QCC3026」SoCを採用。Bluetooth 5.0に対応し、安定した接続ができるという。対応デバイスと接続すると、デバイスと左右イヤフォン間を個別に音声伝送する「True Wireless Plus」モードも利用可能。左右間の音切れのストレスを大幅に軽減する。
コーデックはAAC、aptX、SBCに対応。プロファイルはA2DP 1.3、AVRCP 1.6、HSP 1.2、HFP 1.7をサポート。フック部分にはタクトスイッチ(音楽再生操作/通話操作)と、タッチセンサー(音量調整、AIアシスタント呼出し)を搭載する。IPX5の防水性能も備え、雨や汗にも強い。
iOS、Android向けに、TM2専用無料アプリも用意。5バンドイコライザーや、外音取り込み機能の「LANDSCAPE SOUND」も用意する。
付属のイヤフォン部分は6mm径のダイナミック型。再生周波数帯域は10Hz~40kHz。インピーダンスは16Ω。