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音楽NASのfidataとSoundgenic操作アプリにAndroid版、4月提供へ

アイ・オー・データ機器は、オーディオ向けNAS「fidata」と連携し、音楽再生や選曲などの操作をネットワーク経由で行なえるAndroidアプリ「fidata Music App for Android」を開発。4月頃にリリース予定と発表した。対応OSはAndroid 6以降で、無償提供となる見込み。

Android版「fidata Music App」の参考出展

fidata Music AppはDLNAとOpenHomeに対応するAVコントローラアプリ。fidata 「HFAS1」シリーズや、オーディオサーバー「Soundgenic」と連携し、楽曲の再生/選択や再生機器の切り替えなどが行なえる。iOS向けに’17年末から無償提供しており、新たにAndroidバージョンが加わるかたちとなる。

1月29日に開催された同社の説明会で、Android版のfidata Music Appを参考出展。プレーヤー画面やプレイリスト機能、楽曲管理など、既存のiOS版とほぼ同じ機能が使えることをアピールしていた。

fidata Music Appの再生中画面。Android版でiOS版と同じ使い勝手を追求した

ネットワークオーディオの利便性を追求したというユーザーインターフェイスを採用。横長で2ペインの「ランドスケープモード」と、縦長のシングルペイン「ポートレートモード」を用意する。Android 7以降の端末ではマルチウィンドウ利用が可能で、ブラウザと並べて画面表示することもできる。DMRモードでのバックグラウンド動作にも対応する。

「ポートレートモード」(左)と「ランドスケープモード」(右)
Android 7以降搭載の端末ではマルチウィンドウ利用ができる

ストレージ上の楽曲ファイル操作や、機器設定楽曲に関連する「CDジャーナル」(音楽出版社)情報の閲覧といった機能も備える。

ファイル操作画面