ニュース

TBSラジオ、ラジコで聴取するリスナーの推移を1分単位で生放送スタジオに表示

TBSラジオは、ラジコを使ってラジオ番組を聴取する自局リスナーのログデータをリアルタイムで可視化するプロジェクトを推進。電通が開発した、ログデータを生放送スタジオなどに表示し、番組制作に活用できるデータダッシュボード「リスナーファインダー」の採用を決定した。精度向上のため3月末まで試験運用し、4月以降本格サービスインを予定している。

データダッシュボード「リスナーファインダー」使用イメージ

IPサイマルラジオサービスのラジコは、年々ユーザー数を増やしており、アプリ総ダウンロード数は約2,900万DL、月間延べ聴取分数は46億分へと成長。聴取ログデータを毎日取得することも可能になっているという。

電通は「リスナーファインダー」を、「PeopleDrivenDMP」をベースに開発。radikoでリスニングされているTBSラジオの聴取ログデータを1分単位で可視化。それを、生放送スタジオ内に設置されたモニターで表示、番組制作者はよりリスナーの動きを意識しながら放送できるようになる。

TBSラジオでは「自局のリスナー動向をより深く理解するために作られたツールを“より聴かれる番組作り”へ活かし、データドリブンな放送局を目指す」とコメントしている。