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Android搭載の手のひらプロジェクタ「Pico Cube」。外でも2時間動作

手のひらサイズのキューブ型モバイルプロジェクター「Pico Cube」が、動画ショッピングサイトのDISCOVERで3月4日より発売開始された。価格は、Android搭載でiOS機器とUSB接続もできる「Pico Cube A」が4万円、HDMIやmicroSDカードスロットなどを備えた「Pico Cube S6」が35,000円。

Pico Cube

5.5cm角のキューブ型、重量172gで手のひらにのるポータブルプロジェクター。デバイスはDLPで解像度は854×480ドット。投写サイズは7~100型(投写距離0.18~2.5m)。入力は最大1,920×1,080ドット対応。水平よりも上方に投写されるため、テーブルの上に置いても問題なく使えるという。光源はRGB LEDで、明るさは100ルーメン。バッテリーを内蔵し、外出先などでも約2時間駆動する。

映像、ゲーム、ミーティングなどでの利用をイメージ

パソコンやタブレットのPowerPointやKeynoteで作ったスライドなども投写可能。別売の卓上スクリーンを使うと、テーブルの上でも鮮明にスライドを投映でき、少人数での打ち合わせにも最適としている。キューブ型のため、レンズを上に向けて置くことも可能。家の天井にスマホ画面が映り、寝ながら映画やビデオを楽しめる。別売の三脚を使えば、側面の端子も利用可能。

ゲームでの使用イメージ
パソコン画面のミラーリング
屋外での利用イメージ

Pico Cube A(エース)は、Android 7.1.2を搭載し、単体でYouTubeなどのアプリを利用可能。Bluetooth 4.0も内蔵し、ワイヤレススピーカーやマウス、キーボードと接続できる。USBメモリを利用できるほか、USB-Lightning ケーブルを使うと、iPhoneなどとダイレクト接続してミラーリング可能。台形補正も備える。16GBのストレージを内蔵。

Pico Cube AはAndroidを搭載
Pico Cube Aの前面と端子部

Pico Cube S6のOSはLINUXで、HDMIミニ入力やmicroSDスロットを備える。両機種とも無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac、2.4/5GHz)搭載で、AirPlayやMiracastに対応。ステレオミニのアナログ音声入力を装備。スピーカーも内蔵する。

Pico Cube S6の前面と端子部