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ソニー、Bluetooth搭載で27,700円のレコードプレーヤー。USB録音も

ソニーは、Bluetoothワイヤレス再生に対応したフルオートのレコードプレーヤー「PS-LX310BT」を4月20日に発売する。価格は27,700円。

PS-LX310BT(左のBluetoothスピーカーは別売)

Bluetooth送信機能を備え、ワイヤレススピーカーやヘッドフォン、サウンドバーなどに接続してレコードのワイヤレスリスニングも可能なプレーヤー。ペアリングした機器を最大8台登録できる。MMカートリッジ対応のフォノイコライザーも内蔵する。USB端子を備え、レコード再生音をパソコンに最大48kHz/16bitでデジタル録音できる。2008年に発売した「PS-LX300USB」の後継モデル。

PS-LX310BT

フルオート対応で、STARTボタンを押してオートスタート/オートリターン/オートストップとなる。このボタンでBluetoothペアリング済み機器とのワイヤレス接続も行なう。

使用例
Bluetoothペアリングボタン

直出しのアナログ音声ケーブル(RCA)を備え、LINE/PHONO出力をスイッチで切り替える。ゲインセレクトのスイッチも装備。レコードのオーディオレベルに応じて、出力する音量をLow(-4dB)、Mid(0dB)、High(+6dB)の3段階で調整できる。この機能は、OUTPUT SELECTスイッチがLINE側にセットされている状態で、オーディオ出力やBluetooth接続の再生音量、パソコンで録音する音量に対して有効。同スイッチがPHONOの時のオーディオ出力には無効。

背面。LINE/PHONOの切り替えとゲイン調整のスイッチを装備

トーンアームはJ字のダイナミックバランス型で、新設計の高剛性アルミ製。安定したトレース性能とクリアなサウンド、パワフルなベースサウンドを実現するという。カートリッジはMM型。ヘッドシェルはプラスチックモールドで、交換には対応しない。プラッターは296mm径でアルミダイキャスト製。強度と重量のバランスが良く、安定したトレースをサポートするとしている。

トーンアーム部
ヘッドシェル
プラッター

駆動はベルトドライブで、33 1/3回転、45回転対応。USB経由での録音は44.1/48kHz、16bitに対応。なお、録音ソフトは付属しない。

外形寸法は430×367×108mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.5kg。ACアダプター、45回転用アダプター、USBケーブルなどが付属する。

ダストカバーを閉じた状態
セット内容