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試合展開に合わせてCM表示「プロ野球・応援アド」。3日の巨人戦から導入

博報堂DYメディアパートナーズは、テレビ中継向けの新たな広告表示「プロ野球・応援アド」を開発。BS日テレで放送する4月3日の野球中継など24試合で採用する。

「プロ野球・応援アド」に採用された、「フレキシブルアド」システム

「プロ野球・応援アド」は、野球中継の映像を残したまま広告を送出できるのが特徴。バーチャルCG合成技術とズームアウト機能により、中継映像からスムーズにオリジナルCMにつながり、視聴者は継続して野球中継を視聴できる。

同社が東通と共同開発した「フレキシブルアド」システムを利用し、試合展開に即した広告が表示可能。事前に複数のCM素材を入稿しておくことで、スコア表示の時など試合展開に最も合ったCM素材を選択でき、広告メッセージが視聴者の記憶に残りやすくなるという。フレキシブルアドシステムでは、例えば巨人の選手がホームランを打った時に試合映像と重ねて「勝利に向けて乾杯!」とビールのCMを出すことなどができる。

また、野球中継の視聴者に馴染みの深い解説者をオリジナルCMに起用。解説者を起用することで、野球中継と広告の親和性を高められるとしている。

プロ野球・応援アドを導入する最初の放送は、BS日テレで4月3日18時~20時54分の「Fun! BASEBALL!! 「巨人―阪神」。CM出演解説者は中畑清氏ほか。