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NHKホールが'21年に休館、耐震工事で'22年6月まで。紅白は国際フォーラム
2019年4月10日 11:52
NHKは、紅白歌合戦やコンサートの会場として親しまれているNHKホールを、2021年3月から2022年6月までの予定で休館すると発表した。この期間に天井の耐震性を高める改修や設備更新などを行なう。
休館に伴い、2021年12月のNHK紅白歌合戦は、東京・千代田区の東京国際フォーラムを会場として開催して放送予定。NHKホールで制作/放送している、この他の番組については、代わりの会場の確保を含めて対応を検討しているという。
NHK交響楽団(N響)がNHKホールで行なっている定期公演などは、ホール休館中は別の会場で実施予定。別会場で実施する公演と詳しい期間、場所については調整中としている。休館の期間はおよそ1年4カ月を見込んでいるが、工事業者の選定結果や工事の進捗状況によって変わる可能性があるという。
NHKホールは1973年(昭和48年)に落成。その年の第24回NHK紅白歌合戦や、初のN響定期演奏会などが開催されたほか、国内外の様々なアーティストによるライブや演奏会、バレエなどの会場として利用されている。